内容説明
死とは、長い過程であって特定の瞬間ではない―人生の最終段階と、それにともなう不安・恐怖・希望…二百人への直接面接取材で得た“死に至る”人間の心の動きを研究した画期的な書。
目次
1 死の恐怖について
2 死とその過程に対するさまざまな姿勢
3 第一段階/否認と孤立
4 第二段階/怒り
5 第三段階/取り引き
6 第四段階/抑鬱
7 第五段階/受容
8 希望
9 患者の家族
10 末期患者へのインタビュー
11 死とその過程に関するセミナーへの反応
12 末期患者の精神療法
著者等紹介
キューブラー・ロス,エリザベス[K¨ublerRoss,Elisabeth]
精神科医。1926年、スイスのチューリッヒに生まれる。チューリッヒ大学に学び、1957年学位を取得。その後、渡米して、ニューヨークのマンハッタン州立病院、コロラド大学病院などをへて、1965年、シカゴ大学ビリングズ病院で「死とその過程」に関するセミナーを始める。1969年に本書を出版して国際的に有名になる。著書には『死ぬ瞬間 死とその過程について』のほかに『死ぬ瞬間の対話』『続死ぬ瞬間』『死ぬ瞬間の子供たち』『新 死ぬ瞬間』『エイズ 死ぬ瞬間』『「死ぬ瞬間」と臨死体験』、自伝『人生は廻る輪のように』などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 2件/全2件