中公文庫<br> 失敗の本質 - 日本軍の組織論的研究

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中公文庫
失敗の本質 - 日本軍の組織論的研究

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  • サイズ 文庫判/ページ数 413p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784122018334
  • NDC分類 391.2
  • Cコード C1121

出版社内容情報

大東亜戦争での諸作戦の失敗を、組織としての日本軍の失敗ととらえ直し、これを現代の組織一般にとっての教訓とした戦史の初めての社会科学的分析。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

282
日帝陸海軍(日本帝国陸軍・海軍)の行った軍事作戦を、それそれに取り上げて、各種分析をした内容となっている。その中で浮き彫りになったのは、組織力の弱さを失敗の本質と結論づけている。しかし、これは、そもそも軍部の統帥権が独立していることから生じたことだと自分は考える。帝国憲法では、天皇の下に政治と軍事が並立していて、軍部は政治の政策とは関係なく行動することが可能であることを意味している。つまりシビリアン・コントロールが出来ない状態を作り出してしまっていることが、最大の失敗原因であり、本質というものであろう。2015/03/24

mura_海竜

253
図書館本。良書。戦争について、永遠のゼロから深く知りたいと思い、読了。当時の帝国軍の戦い方(敗け方)に焦点をあて、大東亜戦争の6つの戦について、踏み込んだ考察を行っている研究書。最後に軍の組織や歴史の時代背景等も織り交ぜて分析をしている。永遠のゼロの舞台はマリアナ海戦か。2013/08/03

ちくわ

243
『当時の上司に薦められて』で読み始めたが・・・自分が日本史好き&若干ミリオタ気質などもあり、かなり興味を持ちながら一気に読み終えました。(そのくらい内容も秀逸だった。)個人的には、成功体験よりも失敗体験の方が『学び』の部分が大きいと考えていることもあり、本著の視点や解析、現代へのトレースの有効性などを含め、是非『日本』の社会人に読んでもらいたい一冊だと思っています。

はっせー

193
本当にためになった! アジア・太平洋戦争時の軍隊について研究した本である。戦略や戦術の他、意思決定や軍隊内の人事評価といった組織論的な分析も行っている。戦争を組織の上位から指揮していた人の評価や参謀の机上の空論などの日本軍の欠点などを詳細に扱っている。この本は今の日本の会社の経営に置き換えることができると言われている。日本の組織は戦前から変わることが出来なく、ずるずると今まで続いてしまっている。現実を直視して変えるチャンスを与えてくれる本だと思った!2020/01/16

徒花

186
なかなかのボリュームで読むのが大変。太平洋戦争後半、日本軍がボロ負けしていった緒戦を戦略・意思決定的な側面から解説・分析しながら、日本の組織が持っている特性とそのデメリットを説明する一冊。第一部と第二部に分かれていているが、前半は各戦闘の詳細な解説なので、興味がないならサラッと読み流せばOK。第二部・第三部が本書の真髄で、第一部をエビデンスとしながら戦後の日本企業の組織にまで続いていく日本式組織の弱さについて分析してまとめられている。結局のところ、根本的な自己変革ができるかどうかということが大事らしい。2020/04/12

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