感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんのすけ
3
日米双方の記録をもとに戦争を振り返る内容であり、客観的に歴史の事実を知ることが出来たと思っている。 これまでに読んだ戦記ものは当事者の記録であったり日本側から見たものであったりしたので、この本を読んであらためて戦争というもの、日本という国について考えることが出来たと思う。真実の歴史はどこにあるのかをこれからも探して行きたい。2024/04/10
wei xian tiang
3
スチルウェル麾下の新編中国軍というと、日本側ビルマ戦記を読む限りそれまでの支那軍と一線を画す精兵と評されている。しかし当のスチルウェルによれば、戦意に乏しく、友米軍の糧秣や弾薬をくすね、司令官に抗命し、何かというと装備やあれこれ要求し、言い訳ばかりで前進しない軍紀の弛緩した雑兵の群に過ぎないという。また自ら参謀長として仕える蒋への罵倒も凄まじい。吾方が敗因を敵側を持ち上げて説明しようとした故に戦後定着したスチルウェル神話なのか、この辺もう少し目を凝らして見る必要があるもしれない。2014/11/07
ビタミン
0
★★★☆☆2016/11/26
ビタミン
0
★★★★☆2016/02/27