感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
日の光と暁の藍
3
東国に新政権を誕生させた頼朝に生じた二つの責任として石井氏は、本領安堵と新恩給与を指摘する。中世封建制の主従関係の誕生である。幕府成立はいつか、という問いを立て、様々な説を紹介しながら、石井氏は、一一八〇年(治承四)十~十二月に南関東に軍事政権が成立した時を幕府成立としている。東大寺再建を担った俊乗房重源は、天竺様という「少ない用材で大きい建物を建てることができ、部分品の規格を統一して量産し、工法も単純にして組み立ててゆくという実に合理的な方法」(P246)を用いたことなどは、初めて知った。2014/07/03
wattann
1
小説を読むような面白さ。 筆者の思いや考察が満載で 読んでんいて 面白かった。 2022/01/03
多読多量連投が日課だった
0
九条兼実の弟が坊さんて書いてあったはずだがどこだったか2018/05/20