中公文庫
ホモ・ルーデンス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 477p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122000254
  • NDC分類 204
  • Cコード C1110

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koichiro Minematsu

61
著者ホイジンガは、生活行為の本質は何であるか。「人間は遊ぶ存在である」と言い切ります。コロナ終息後、私はホモ・サピエンス(賢い人)から、ホモ・ルーデンス(遊ぶ人)になります。祭祀も競技も法律、哲学だって遊び。本著を読んだら気持ちが軽くなりました。2021/06/01

非日常口

26
本書を資本のフィルターに通して見ると、自発的にやるから面白いという点に目がいく。遊びもおそらく様々なフォルム帯びる力能の一種と言って良いのだと思うが、実は仕事もカイヨワの、競い・ものまね・賭け・目眩の4つカテゴリーに多くは整理できる。問題は資本運動である以上、システム内にいる我々に永続的に強要することだろう。遊びも疲れてから続けたのではつまらない。やめたい時に区切れる前提が面白さの素地にあると思う。剰余は常に資本の増殖運動に取り込まれるが、仕事の面白さはやる気という形でその源泉となっている気がする。2016/08/24

ゆう。

21
人間にとって遊びとは何かを考察した本です。人は遊びきるものだけど、でもけっして本気ではなく、しかし心を捉えている自由な活動なのだと学べました。遊びは奥深いですね。子どもは真面目に遊んでいるけれど、それが遊びだということを知っているという内容には、深く考えさせられました。2015/11/24

デビっちん

16
再読。人間も動物も「遊び」という機能を共有しています。しかし、「笑う」という行動は人間特有の機能、という言葉に目を奪われました。人間に生まれてきたからには、笑わないと損だなーと感じます。人間にしかない機能なので。2020/09/14

月世界旅行したい

12
いまさら読む。真面目と遊びの関係とか。2015/06/03

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