中公文庫<br> 喪失

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中公文庫
喪失

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  • サイズ 文庫判/ページ数 252p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122000155
  • NDC分類 913.6

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

67
庄司薫の20歳の処女作。薫君シリーズを一周した多くの読者がその世界を 求めて購入し、読んだという共通体験を持ったのだと 思う。蝶の話・伯母との話などひどく世界が違うことに 愕然とした記憶がある。 2004/01/01

KAZOO

28
庄司薫ファンであれば読みたいと感じるのでしょうが、イメージが大分違うと思います。本名の福田章二名で二十歳の時に書き上げてある新人賞を受賞しています。当時私も庄司薫作品をすべて読んでから読んだのですがちょっとイメージが違うという気がしました。2014/12/03

4じゅうから

0
30年ほど前に読んだこの本を、無性に読み返したくなり、ずっと探していた。タイトルがうろ覚えなのに加え、筆名「庄司薫」氏で探していては、なかなか見つからなかったはずだ。奥付を見て驚いたのは、私が生まれる前の本だったこと。2015年の物語だといわれても何の違和感もない2015/02/11

Noriko

0
何十年ぶり?40年ぶり?の再読。20代の頃は、何が何だかわからないまま、意地で読み終えた。時を経て60代になった今も、共感したり感情移入は全くできないけれど、「ま、こんな世界もあるよね」と寛大な気持ちで読み終えた。2020/07/29

takj

0
青年期の不倫メンタル深層心理 理解しがたい 行動の屁理屈 20才で これほど深く考え 小説にする 福田氏に感嘆 奥さんが 中村紘子さん と知った 流石 東大 とも感じた 2020/06/09

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