中公文庫<br> ツァラトゥストラ

中公文庫
ツァラトゥストラ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 601p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122000100
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C1110

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もといま。

24
光文社版で読了したけれど、他の訳も読んでみたくなって、おすすめ頂いた中公文庫版でもチャレンジ。光文社はかなりカジュアルで、こちらのほうがかなり格調高い訳文。どちらにもそれぞれのよさがあり、違う作品かと思うほど雰囲気が違い、好みは分かれると思う。鷲と蛇がより誇り高く感じられた。二回目の読書で、少しは理解が深められたかと思う。生きる勇気のようなものを与えられたような。「これがわたしの朝だ。わたしの日がはじまる。」「これが-生だったのか」「よし!それならもう一度」何度も読み返したい作品に出会えた。2014/07/26

ももたろう

21
強烈な力強いエネルギーに満ち溢れ、虚無や絶望を乗り越え、依存から自立へと促す稀有な書だった。観念的でなく、大地を愛し、地に足をつけたまま、深淵の奥底、遥かなる高みを目指し創造し続ける者。それが超人だと思った。再読のためのメモとして、この書の核心であろう言葉を引用する。「すべての悦びは永遠を欲する。深い、深い永遠を欲する」悦楽は、苦痛も地獄も憎悪も屈辱も不具も、一口に言えば世界を渇望する。いったいこれはどういうことなのか。地に足つけたまま、考え続けたい。この疑問が与えられたのが、私にとっては至上の喜びだ。2016/01/30

よしひろ

10
非常に心に響く本。感銘を受けた。若者へのメッセージや自由奔放にありたい苦悩に共感できた。2016/05/03

弟子迷人

9
あり。登録少ないのぅ。光文社って、古典文庫出すまではノーマークな版元だったけど、その照り返し(翻訳違い探し)で、こちらにも光が再度当たって欲しいな。神保町の某有名書店が、POPを立ててこの文庫を推していたのは昔の話……では、きっとないはず!!2014/06/24

anchic

9
結構難解な本でした。『こうしてツァラトゥストラの没落は始まった』の後くらいから本当に没落していきましたが、第3部くらいから面白くなっていきました(まるでジョジョみたいだ)。2011/05/15

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