中公クラシックス<br> 存在と時間〈2〉

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中公クラシックス
存在と時間〈2〉

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  • サイズ B40判/ページ数 413p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121600530
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C1210

出版社内容情報

存在論は古代中世以来、ヨーロッパ哲学の根本課題であった。ハイデガーはこの伝統を新たに取り上げ直し、存在の根底を見つめ、生存の基底を直視し、実存の深みを見定めようとする。

内容説明

現象学的解釈学の方法によってあばき出される「現存在」の存在の意味と真相。

目次

内存在そのもの
現存在の存在としての気遣い
第2篇 現存在と時間性(現存在の可能的な全体存在と、死へとかかわる存在;本来的な存在しうることの現存在にふさわしい証しと、決意性)

著者等紹介

ハイデガー[ハイデガー][Heidegger,Martin]
1889~1976。ドイツの哲学者。南ドイツのメスキルヒに生まれる。フライブルク大学神学部に入学するが、哲学研究に転じ、フッサール現象学の影響を受けた。1923年、マールブルク大学教授となり、27年には主著『存在と時間』を刊行。翌年、フライブルク大学に戻り、33年には学長に選出されたが、一年後に辞職した。以降は研究に没頭、第二次大戦後、一時教授活動を禁止されたが、51年に復職、86歳の死に至るまで旺盛な思索活動を続けた。『存在と時間』が当時の哲学界にもたらした衝撃は深甚で、今日も広汎な影響を与えつづけている

原佑[ハラタスク]
1916年(大正5年)千葉県生まれ。東京帝国大学文学部哲学科卒業。専攻は西洋近現代哲学。カント、ニーチェ、ハイデガーなどに関する論文、著書、訳書多数。東京大学教養学部教授、学部長を務めたが、1976年(昭和51年)、停年を一年後に控えて急逝

渡辺二郎[ワタナベジロウ]
1931年(昭和6年)東京都生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。専攻は西洋近現代哲学。カントとドイツ観念論、ニーチェ、フッサール、ハイデガーに関する論文、著書、訳書多数。東京大学文学部教授を経て、現在、東京大学名誉教授、放送大学名誉教授
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

48
現存在として見出されたのは、世界内存在としての開示性だ。だからといって頽落が全面的に批判されているかというと、そうではない。「現存在の存在機構には頽落が属している」とあるように、頽落する部分(時間)も含めて現存在なのだ、と読み取れる。気遣いといえば周囲に合わせるように思えるが、おのれ自身に開示することよって固有性を保持し、上手くいく部分だけでなく、失敗にも焦点を当てるような意外と柔らかい箇所があることが、高い評価の理由のひとつではないか。第1篇と第2篇ともに6章立てになっており、その境界が本巻にある。第22023/07/29

 

3
「死」について書かれている部分(第四六節~)から俄然面白くなる。2016/12/14

北条ひかり

3
7時間16分。カセットテープ。京都ライトハウス情報ステーションと音訳者さんに感謝。このままの勢いで最後まで通読してみないと、今のところ、なんとも言えないなあ。2016/10/11

肉欲棒太郎

2
不安、本来的な自己、死への先駆、決意性。 ハイデガーは人に鬱になることを推奨しているようにしか思えない。 読む者をメンヘラへと誘う、危険過ぎる書物だ。2017/07/20

鹿野苑

1
 難しい。すべてわかって読んでいますなんてとても言えない。でも原典読んで良かった。哲学的用語で突き詰めて理解しているわけじゃないけど、「そう、そういうのわかるわ、ハイデガーさん!!!」という感じで結構一気に読んだ。すっごく丁寧に認識しているもの、自分と思っているものについて順序立てて書いてある。難しい。でもそれ読んだら自分も人間だから「心当たり」があるんだよな。そうそうって。そういうのわかるよ。そう思うことあるよ。ああ、自分が思ってることを言葉で表現したらこういうことになるんだ!というような。2022/11/16

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