出版社内容情報
『狂雲集』は漢詩の形をとった禅語録である。自ら狂雲子を名のり、はぐれ雲のように生きた一休は、新しい時代の幕開きをまえに、混迷と倦怠に覆われた室町の世相を激しく痛罵した。
著者等紹介
柳田聖山[ヤナギダセイザン]
1922年(大正11年)滋賀県生まれ。現在、花園大学・京都大学名誉教授。国際禅学研究所終身所員。日中友好漢詩協会顧問。著書は『柳田聖山全集』(全6巻)『禅思想』『一休狂雲集の世界』『ダルマ』『未来からの禅』などがある
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