中公クラシックス<br> 君主論

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中公クラシックス
君主論

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  • サイズ B40判/ページ数 45,2/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121600028
  • NDC分類 311.6
  • Cコード C1210

出版社内容情報

十五世紀末イタリア、祖国フィレンツェが置かれた危機的状況の中でこの『君主論』は誕生した。あらゆる道徳の仮面を剥ぎとり、力の概念による政治独自の法則を見抜いた不朽の名著。

内容説明

道徳の仮面を剥ぎ、政治独自の運動法則を鋭く見抜く不朽の書。

目次

君主国にはどんな種類があり、その国々はどのような手段で征服されたか
世襲の君主国
混成型の君主国
アレクサンドロス大王が征服したダレイオス王国は、大王の死後も、後継者への謀反が起きなかった。その理由はどこにあるのか
都市、あるいは国を治めるにあたって、征服以前に、民衆が自治のもとで暮らしてきたばあい、どうすればよいか
自分の武力や力量によって、手に入れた新君主国について
他人の武力や運によって、手に入れた新君主国について
悪らつな行為によって、君主の地位をつかんだ人々
市民型の君主国
さまざまの君主国の戦力を、どのように推しはかるか〔ほか〕

著者等紹介

マキアヴェリ[Machiavelli,Niccol`o]
1469~1527年。フィレンツェの政治思想家。弱小のフィレンツェ共和国の軍事・外交担当の書記官として、イタリアはもちろん、フランス、スイスなどに東奔西走。1512年共和国がメディチ家に打倒されると職を追われ、郊外に隠棲。『君主論』はこの不遇の時期に執筆された

池田廉[イケダキヨシ]
1928年(昭和3年)東京都生まれ。京都大学文学部卒。京都大学大学院修了。大阪外国語大学教授を経て同大学名誉教授。主な著書に『伊和中辞典』(共編)、訳書にデッラ・カーサ『ガラテオ』、ペトラルカ『カンツォニエーレ(俗事詩片)』、レオナルド・ダ・ヴィンチ『解剖手稿』(共訳)などがある
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感想・レビュー

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加納恭史

30
塩野七生さんの「わが友マキアヴェッリ」に押されて、だんだんマキアヴェッリに興味が深くなり、「君主論」を読みたくなります。本屋さんで岩波文庫の君主論は在庫切れだったので、この本を手に取ります。最初に「時代を超えて生きる思想家」でマキアヴェッリの当時のフィレンツェの時代背景の様子が詳しく述べられているので、本文でのマキアヴェッリの歴史引用文も分かり易いようだ。塩野さんの「わが友マキアヴェッリ2」と平行して「君主論」を読んでみる。ニッコロ・マキアヴェッリ(1469~1527)の父親は町の名家であり法律家だった。2022/10/06

神太郎

29
書かれたのは中世辺りであろうが、書かれている内容を読むと今のビジネスマンにも通じるようなものを感じるし、どうして歴史の転換点でいわゆる長となった者たちがそのような事をしたのかっていうのが何となくではあるが、分かる気がしてきた。意外と昔から人が「この人についていこう!」と思える人間というのは変わっていないという事がわかる。そして、ふと自分の上司たちってどうかしら?自分は下の人たちからそうみられているかしら?とか考え、いろいろと反省とかしながら読みました。2018/06/20

ハジメ

9
キケロからの引用を多分に含んだマキャヴェリの名著。すらすら読めるのは訳のおかげもあるだろうけど,ベースとなったマキャヴェリの文章が優れているからだろう。中公クラシックスの『ブルクハルト』も合わせて読むとイタリア・ルネサンスの全体像と共に理解が進むはず。2012/07/23

うえ

8
「一私人の身から、ただ運に恵まれただけで君主になった人々は、労せずして君位を得たとしても、国の維持にあたっては大いなる苦難にみまわれる。つまり、その地位に飛び立つようにしてありつたいものだから、彼は途中でなにひとつ障害にあわない。だが、ついたとたんに、ありとあらゆる困難におそわれる。それに、金銭によって、あるいは他人の好意で国を譲られた人々のばあいも同じである…兵士たちを買収して…玉座にのぼったローマ皇帝たちもやはりそうだ…地位を保てもしないというのは、彼には味方となり、忠誠を誓う武力がないからである」2016/08/04

すくすく

6
激動のイタリアの中で領土拡張と安定の確保のために何が必要で、何を持って足元をすくわれるか。冷静に人間とはこう、民衆とはこう、軍人とはこう、と史実を絡めながら地に足ついた評をするマキャヴェリ。君主をリーダーに、民衆・軍人を社員に、領土拡張をM&Aと置き換えればetc…、常時最善手を打ち続けることを求められる現代ビジネスリーダー層には参考になるのだろうな、知らんけど。意外と読みやすくて理解はできる、ただ、あまり自社に置き換えて読むと疲れる本2023/01/27

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