中公新書ラクレ<br> 「合戦」の日本史―城攻め、奇襲、兵站、陣形のリアル

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中公新書ラクレ
「合戦」の日本史―城攻め、奇襲、兵站、陣形のリアル

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121507587
  • NDC分類 210.19
  • Cコード C1221

出版社内容情報

戦後、日本の歴史学においては、合戦=軍事の研究が一種のタブーとされてきました。このため、織田信長の桶狭間の奇襲戦法、源義経の一ノ谷の戦いにおける鵯越の逆落としなどは、「盛って」語られはしますますが、学問的に価値のある資料から解き明かされたことはありません。城攻め、奇襲、兵站、陣形……。歴史ファンたちが大好きなテーマですが、本当のところはどうだったのでしょうか。本書ではこうした合戦のリアルに迫ります。


■第一章 合戦の真実

■第二章 戦術

――ドラマのような「戦術」「戦法」はありえたか

■第三章 城

――城攻め・籠城・補給・築城

■第四章 勝敗

――勝利に必要な要素とは


◎内容例

本当に軍師は存在したのか?

川中島の戦いの勝者を考えるポイントは?

奇襲は有効だったのか?

なぜ城攻めをするのか?

各城にどのくらいの兵力を置くか?

お粗末すぎる日本の城壁

合戦のコストを考える

大将の討死は実は少ない

関ケ原の戦いと指揮系統

ほか……

内容説明

戦後、日本の歴史学においては、合戦=軍事の研究が一種のタブーとされてきました。このため、織田信長の桶狭間の奇襲戦法や、源義経の一ノ谷の戦いにおける鵯越の逆落としなども「盛って」語られてはいますが、学問的に価値のある史料から解き明かされたことはありません。城攻め、奇襲、兵站、陣形…。歴史ファンたちが大好きなテーマですが、本当のところはどうだったのでしょうか。本書ではこうした合戦のリアルに迫ります。

目次

第1章 合戦の真実(合戦とは何か;なぜ日本史では軍事研究はタブー視されたのか;合戦は人間の「命のやりとり」であることに立ち返って考える;合戦における勝敗の大前提;勝利の大原則1 戦いとは数である;勝利の大原則2 経済を制した者が勝利する)
第2章 戦術―ドラマのような「戦術」「戦法」はあり得たか(戦術のリアルを考える;いかに兵の士気を上げるか;奇襲戦のリアルを考える)
第3章 城―城攻め、籠城・補給・築城(なぜ城攻めをするのか;城郭とは何か;籠城とは何か;「本城+1」の戦いとは何か;兵站が勝敗の鍵を握る;築城戦を考える)
第4章 勝敗―勝利に必要な要素とは(合戦の勝敗を改めて考える;敗戦は指揮系統の崩壊によって引き起こされる;農民たちの士気を上げる)

著者等紹介

本郷和人[ホンゴウカズト]
1960年東京都生まれ。東京大学史料編纂所教授。文学博士。東京大学、同大学院で石井進氏、五味文彦氏に師事。専攻は日本中世政治史、古文書学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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