内容説明
推計7000億円に及ぶ“ガールズ市場”とは?その牽引役・東京ガールズコレクションのビジネスモデルの新しさとは?ファストファッションが台頭する一方、百貨店やアパレルから若い女性が離れる本当の原因は?店舗、ブランド、雑誌等を多角的に分析し、この市場の可能性を探る。
目次
第1章 一大イベントに成長した東京ガールズコレクション
第2章 ガールズイベントの戦略は何が新しいのか?
第3章 どうしてガールズイベントは人気があるのか?
第4章 市場の主役はギャルからガールズへ
第5章 ファッション雑誌で見るガールズマーケット
第6章 人気の高いガールズブランド
第7章 ガールズマーケットのこれから―百貨店に行かない彼女たちの消費行動
著者等紹介
山田桂子[ヤマダケイコ]
東京ファッションプランニング株式会社代表取締役。共立女子大学、バンタンデザイン研究所ファッションコーディネーター科卒業。数社を経てファッションコンサルティング会社勤務。トレンドディレクション、ファッションマーケティングなどを担当。1996年に退社後、ムーンバット株式会社入社。2000年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mitei
19
ファッション業界はあの手この手を考えてるんだなと思った2012/01/28
shigoro
5
TGCのイベント自体の利益はともかく、広告としての効果はクロスメディアを通してかなり高いらしい。出店・参加しているということでブランド効果も発揮し、あとは参加者がSNSやツイッターで話題を振り撒いてくれる。そもそもファッションがファスト系、リアルクローズ系になり、そこそこオシャレでカワイイところを目指すゆえに、芸能人を使うより身近な読者モデルで親近感を出し、そこをうまく押していってるな。 2012/06/19
kenitirokikuti
2
5年前、2011年刊行。いまはこの時ほどいい感じではないようだ。服の売り場では「ガール(ズ)」はボーイ(ズ)の対で、児童やスクールぐらいのニュアンスだったが、「キャンペーンガール」や「森ガール」などの用例だとガールは20代がメインのイメージ。東京ガールズコレクションが盛んになってから後者のイメージに。05年頃は(コ)ギャルが中心だった。ギャルもけっこう短命だったんだなぁ2016/10/09
suzumepoint
2
東京ガールズコレクションの内実にもっと踏み込んで欲しかった2012/01/12
yyhhyy
1
結論めいた話は特にないが、そもそもモバイルコマースのために始まったイベントだと知ったのは面白かった2013/04/29