中公新書ラクレ
わが子に「お金」をどう教えるか

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  • サイズ 新書判/ページ数 233p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121502735
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C1237

出版社内容情報

わが子を「お金の亡者」にしないために。高度な学力と同時に、「謙虚さ」や「想像力」「豊富な教養」「マナー」などがいま必要だ。

内容説明

「お金」の使い方で、人間は「間違った万能感」を持つこともあれば、「我慢」を学ぶこともある。「お金儲け」の話ばかり氾濫する現代、まともな金銭感覚を得るために親がなすべきこと。

目次

第1章 子どもは親の職業、年収を選べない(親の職業、年収で、子どもの幸福度を決めてしまう錯覚;「中学受験をしないのは貧乏人の子どもだから…」という差別意識 ほか)
第2章 「お金で買えないもの」って何?(何十万円のお金よりも、たった三文字を大事にした人がいる;人間の第六感はお金では買えない ほか)
第3章 子どもたちのお金に関する疑問に答える(「お金持ちって偉いの?」;「高級レストランのほうが、安いお店よりもおいしいものが食べられるよね?」 ほか)
第4章 お金の教育で自立した賢い子どもに育てる(きちんとした家庭教育を受けた子どもたちは、どこが違うか;自分でできることは自分でする老舗企業、商店の子どもたち ほか)

著者等紹介

篠上芳光[シノガミヨシミツ]
小・中・高一貫教育のエリート養成塾『YSP』(東京・神田)代表。高度な学力と同時に、「謙虚さ」や「想像力」、「豊富な教養」、「マナー」なども身につけさせていく独得の指導法は、新聞、テレビなどでもたびたび紹介されている。1960年生まれ。立教大学法学部卒業。「社会に貢献できる優秀な人材育成」のため、全国各地での講演、公務員塾、大学のビジネススクールなどの教壇にも立つ。大学生の就職アドバイザーとしても、高内定率を誇る。また、銀行、総合商社、鉄道会社等の人事関連のコンサルタントも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんちきまる

2
「お金はどれだけ稼いだかという金額ではなくどのように使ったのかという使い道で人間の価値がきまる。」これは、子供に教えるべきことだと強く思いました。9/3から2009/09/07

しょー

1
 お金以外の価値観を大切にしよう。この主張には納得した。だが、例え話や根拠に疑問を抱く箇所が多々あった。 例えば、「ベストセラーが生まれなくなった。子供たちが独自の価値観を持たなくなったせいだ」という主張。「みんなが聞いてるから」と言う人がおらず、買う人がばらつくからベストセラーが生まれないのでは? お金の話など、色々勉強になりました。2014/11/12

ハーモニー

0
賛同できる部分もあるけれど、 そうでないと思う部分もたくさん。2014/08/19

@yuc

0
いわゆる金融教育の話ではなく、「お金」との向き合い方・哲学のような内容でした。筆者は経営者や良家のご子息を相手にしていることが多いからか、「帝王学」的な色合いがする本です。共感することが多々あったぶん、自分のことを子供たちに「シニちゃん」と呼ばせていることにはがっかりしました。お金に対する向き合い方は理解できたものの、目上の人には呼び方からも敬意を払うという点では自分の考えと合わなかったなあ。2014/06/18

kichi

0
自分には難しく感じた。面白くなかった。2014/03/22

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