内容説明
「うまく話せない」と感じている人、それは“言葉がたりない”か“まわりくどい”かによるのです―。気鋭の心理学者が、パーソナリティー分類の視点から解き明かす、会話改善の妙技。
目次
第１章 あなたは「言葉がたりない」系？「まわりくどい」系？（「言葉がたりない」系；「まわりくどい」系）
第２章 言葉がたりない人の会話は、ここがたりない
第３章 まわりくどい話し方の裏にある、強迫性性格（網羅系：どんどん追加される付加的情報；順序遵守系：省略ができない；理屈こねまわし系：一番言いたいことはなんなのか；ノンストップ独演会系：聞き手が口を挟めない；ズバリ直言系：感情を表明するよりも論理的分析を行う ほか）
終章 まわりくどさからの脱出法
著者等紹介
矢幡洋［ヤハタヨウ］
１９５８年東京都に生まれる。京都大学文学部卒業。精神病院の相談室長などを経て、現在、矢幡心理教育研究所所長、西武文理大学講師、臨床心理士、作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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かめぴ
7
分かりやすい。あの八幡氏だったのかぁ。安藤ミキティやイチローの話も、面白すぎた。いいの、こんな事書いて明らかに悪口ぽいけど。。とは思ったが。ただ、まわりくどいからこうしたらい良い、よりも、こんな話し方だからまわりくどいんですよ・・と言われても。とりあえず、気をつけよう。2016/08/08
還暦院erk
4
本年初の図書館本。最初の２章では、「特定の有名人」をサンプルにしてるのってどうなのかなぁ～と気になって読み進めにくかった。でも第３章は面白かったし終章も割と実用的な提言だと思った。わたしは立ち居振る舞いが粗雑な割に結構完璧主義で「強迫性性格」なんだよな。今年は意識して少しユルくいこう。話下手が直るかどうかはわからんが。2015/01/11
文章で飯を食う
3
わかりにくい話の例が本当にわかりにくくて、読むのが苦痛。逆に、わかりやすくするにはこうしたら良いの方に、焦点を当ててほしかった。2012/07/26
蘭豆
2
「生産性重視の人生観の強迫性性格者はあらゆる物事を『何の役に立つのか』という有用性の観点からしか考えることができない。…強迫性性格者が楽しむためには、一日のなかの『ただ自分を楽しませるだけの行動』を見つけて、その時間を延ばすことから始めるのだ。2013/02/13
shosho
1
話し方のまわりくどさの中心には、完璧主義・論理を求める強迫性パーソナリティがあるとのこと。まわりくどい話し方のパターンを読むと、同じような話し方や考え方をしていると思うところがあった。無理に話し方を変えようとすると、そのことに気を取られてますます完璧主義の罠に嵌ってしまうとのことなので、気にしすぎないようにしたい。2013/04/20
