出版社内容情報
眠れる記憶=受験英語を蘇らせよ。高性能自動翻訳機を脳内にインストールする方法を「受験の神様」が贈る。
内容説明
大人に必要なのは「流暢なお子さま英語」か?否。こてこてのジャパニーズ・イングリッシュでOK。大切なのは中身だ。脳内に眠る記憶=受験英語を再活性する“ずる賢いやり方”を伝授。
目次
第1章 脳に眠る英語力
第2章 大人にとっての英語脳
第3章 ビジネスは「読み」だ
第4章 通じる「書き」を究めろ
第5章 大人の「話し」は内容で勝負
第6章 英語を背景に日本の社会を考える
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
精神科医。1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学医学部付属病院精神神経科助手を経て、91~94年アメリカのカールメニンガー精神医学校に留学。老年精神医学、精神分析学(特に自己心理学)、集団精神療法学を専門とする。また教育問題にも造詣が深く、学力低下批判から受験ハウツー指導まで幅広く活躍
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひと
8
大人の英語はツールとして使いこなすことであって、ペラペラ話すことではない。ツールとしては「会話」よりも「読み」が重要。読みの下地は受験英語で身についているはず。再学習の流れは、①基礎単語2000語と5文型、②精読(1日800~1500字)、③多読(ただし、斜め読みでわかった気にならないこと)。次は「書き」。日本語で英文を意識した文章を。主語と述語を明確に、単文で結論から。日本語はダラダラ長くなりがちは本当にその通り。英語ネタだけでなく、後半では著者の持論である真面目に勉強することの大切さも説かれている。2023/07/22
sa
4
「英語脳」の作り方 和田秀樹、2003 ・英語で理解する前に、まず日本語での知識を深める。 ・とにかく英文を読む。 ①基礎固め時期(単語覚え、文法覚え) ②精読期(丁寧に辞書で引きながら、文法を意識しながら)3ヶ月~半年1日1英文(800~1500語) ③読み込み期(比較的読みやすい英字新聞などのもの、②であまり辞書を使わなくなったらこの時期)2012/07/21
mikimikimini
3
仕事で通用する英語を身につけるには、こつこつと中身の濃い英語を読むことが大切。英字新聞などを精読し、文の中で単語を覚え、いわば受験勉強のような方法で学んでいくべき。英語を本当に使えるようにするには、それ相応の努力が必要なのだということが、本書の要所要所から伝わってきました。モチベーションが上がりました。2014/07/24
ch_tsuiteru
3
この本の言いたいことは、英語はツールに過ぎないのだから、英語の中身(内容)が大切だってことだね。もちろん、英語のフレーズを覚えたりすることは当たり前。ネイティブ並みの発音にならないと会話できないという一種の強迫観念みたいなものが日本に蔓延っていることを批判している本でもある2012/04/25
yashiti76
2
3⃣聞いているだけ、住んでいるだけで英語を習得しようというのは、大人になってからは甘い。受験英語を否定しない!読みたいのか書きたいのか話したいのか、ターゲットを絞って勉強すべき!2013/02/07