中公新書<br> 日本史を暴く―戦国の怪物から幕末の闇まで

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中公新書
日本史を暴く―戦国の怪物から幕末の闇まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 237p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121027290
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C1221

出版社内容情報

知っているつもりの日本史も史料をもとに読みなおせば、新たな面が見えてくる。松永久秀が大悪人とされたのはなぜか、鼠小僧は義賊ではなかった?、最後の女性天皇はいかに譲位したか、孝明天皇の病床記録はなぜ漏れたのか――。戦国、江戸、幕末の驚きの真相が満載。忍者や忠臣蔵など馴染みあるテーマの実像や、疫病と日本人の闘いの歴史も明らかにした。大人気歴史エッセイの最新作。

内容説明

歴史には裏がある。古文書を一つずつ解読すると、教科書に書かれた「表の歴史」では触れられない意外な事実が見えてくる。明智光秀が織田信長を欺けた理由、信長の遺体の行方、江戸でカブトムシが不人気だった背景、忍者の悲惨な死に方、赤穂浪士が「吉良の首」で行った奇妙な儀式、漏洩していた孝明天皇の病床記録…。古文書と格闘し続ける著者が明らかにした、戦国、江戸、幕末の「歴史の裏側」がここにある。

目次

第1章 戦国の怪物たち(大仏を焼いたのは松永久秀か;久秀が大悪人にされた理由 ほか)
第2章 江戸の殿様・庶民・猫(三代・徳川家光の「女装」;甲賀忍者も勤め人 ほか)
第3章 幕末維新の光と闇(西郷隆盛、闇も抱えた男;幕末、公家の花見行 ほか)
第4章 疫病と災害の歴史に学ぶ(ねやごとにも自粛要請;感染楽観で繰り返した悲劇 ほか)

著者等紹介

磯田道史[イソダミチフミ]
1970年、岡山県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(史学)。茨城大学准教授、静岡文化芸術大学教授などを経て、2016年、国際日本文化研究センター准教授、21年より同教授。18年、伊丹十三賞受賞。著書『武士の家計簿』(新潮新書、新潮ドキュメント賞受賞)、『天災から日本史を読みなおす』(中公新書、日本エッセイスト・クラブ賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

315
「古文書ハンター」磯田道史さんのワクワク感がたまらない! 旧家の蔵や骨董店・古本屋などから貴重な文書を掘り出す、その少年のような新鮮な驚きが全編から伝わってきた。特に「幕末維新の光と闇」が、私にとっては秀逸。「コメ日本」圏外にあたる、奄美(サトウキビ栽培)や下北地方(牧畜)には米文化の範疇外の暮らしがあった。米で日本を一括りにしない、磯田さんの「視点」がすばらしい。まさに、教科書には書いていない「裏の歴史」を堪能した。2024/01/21

ジェンダー

166
今回戦国時代・江戸時代・幕末や忍者や疫病や災害の歴史についてなど幅広く書かれていて一個読んだ作品も含めて興味深く楽しく読めました!古文書・文献など読んで書かれていて骨董品店や古書店で見つけたと書かれてるのが多いけど価値がわからない人には対した事はないと思うけど興味ある人にはそれがすごい物だと思って即決して入手されていて本当に歴史が好きで書かれているのが伝わって来て他の作品も読んでみたいと思いますし歴史から学べる事もあると思うし教科書には乗らない裏側も知るとより歴史が好きになりそうです!2024/02/14

修一郎

128
磯田さんの読売新聞連載コラム楽しんでます。各地の古書店に足を運び,そこで昔の人の日記などの一次情報を発掘して解析しそこから積み上げて歴史事案に新知見を加えていく全くもって学者然としたところがとても好印象。歴史学者の仕事の一端を垣間見るようで面白い。こんなに巷の古書店に未解読資料が残存していることにも驚いた。大量処分セールで一括で購入した資料に一級品情報が見つかることも珍しくないとか。忍者の潜入調査は命がけでしかも意外と成功率が低いんだって。面白かったです。2023/01/19

128
22年。17~22年の読売新聞連載。『歴史の愉しみ方』『日本史の内幕』の続き。帯に歴史には裏がある、闇があると書かれているが暴露という感じではない■ネット上に雑多な情報がコピペされて流布していることには私も危惧■古文書を新聞と同じ速さで読めるとは驚くが、古文書の真贋はどう見究めているのだろう。早くリタイアしてくずし字の勉強をしたい■『感染症の日本史』で読んだ話もあり、江戸時代の経済や医療の水準の高さを改めて認識するが、明治維新後も含めてお上の無能さや民草への無関心はいまと変わらないのかも2023/01/17

あすなろ

120
古文書を新聞の様に読めるという磯田氏の歴史エッセイ集。今回は歴史には裏あり、裏出来ているという主テーマの最新刊。相変わらずこれが面白い。光秀・秀頼等歴史上の人物・事件だけではない。月代の剃るタイミング・丁髷切りの方法等迄書かれる。こんな事を時代を縦横無尽に斬れるのは磯田氏しかいないだろう。上述の丁髷切りの方法の質問は小学生から来た質問だとか。そんな質問は頭が柔らかい小学生ならではの質問だが、それに負けず劣らずの御名答を出せる磯田先生にも感服なのである。その他、天皇の退位儀式等新たな知識取得も出来た。2023/02/19

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