中公新書<br> エビはすごい カニもすごい―体のしくみ、行動から食文化まで

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中公新書
エビはすごい カニもすごい―体のしくみ、行動から食文化まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121026774
  • NDC分類 485.3
  • Cコード C1245

出版社内容情報

みんなが大好きなエビとカニ。しかし、体のしくみや行動は意外に知られていない。なぜエビ・カニはゆでると赤くなるのか、なぜエビはプリプリなのか、なぜカニは横歩きするのか、エビ・カニはシャコやヤドカリとどう違うのかを説明。さらに何百kmも渡りをするエビ、ハサミをパチンと閉じてプラズマを発生させ獲物を倒すエビ、毒針を持つイソギンチャクを使って身を守るカニ、さまざまなエビ・カニのすごい生き方を紹介。

内容説明

みんなが大好きなエビとカニ。しかし、その体のしくみや行動は意外に知られていない。なぜエビ・カニは茹でると赤くなるのか。エビがプリプリの理由は?カニの横歩きの秘密は?エビ・カニとシャコやヤドカリとの違いとは?さらには何百kmも渡りをするエビ、ハサミをパチンと閉じてプラズマを発生させ獲物を倒すエビ、毒を持つイソギンチャクをはさんで身を守るカニ等、多種多彩なエビ・カニのすごい生き方を紹介する。

目次

第1章 エビ・カニとはどのような生き物なのか?
第2章 エビ・カニの五感と生殖
第3章 さまざまなエビたちの生態と不思議な行動
第4章 さまざまなカニたちの生態と不思議な行動
第5章 エビ・カニの外骨格の秘密
第6章 エビ研究の最前線から―交尾と生殖の解明
第7章 赤い色を隠すエビ・カニたち
第8章 私が愛したエビ・カニたち
第9章 エビ・カニの肉質の特徴と食文化

著者等紹介

矢野勲[ヤノイサオ]
1943年、大分県生まれ。1965年、農林省水産大学校卒業、1972年、北海道大学大学院水産学研究科博士課程修了。農林省水産庁真珠研究所研究員、海洋研究所(米国)訪問研究員、農林水産省水産庁養殖研究所室長、福井県立大学海洋生物資源学科教授等を経て、同大学名誉教授。専攻、海洋動物培養学、動物生理学。水産学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

113
エビやカニについて。体の仕組みの学術的な見地は私には難しかった。しかし様々なカニやエビの驚くような生態、そして古来からの食文化についても書かれておりこちらの方は興味深く読むことが出来た。テッポウエビやクリーナーシュリンプなどの÷ほんとうにすごい。ハサミの音で人間のかがくや技術など拙いようにも思える。テッポウエビは閃光を放つ強い衝撃波を使って獲物を採る、そんな発想自体、人間は知らなかったとしたら今のおんだんかが進む地球を救うヒントは生物全体の中に潜んでいるのかもしれない。図書館本2022/02/08

たまきら

46
すご~い!エビ・カニの文化史、特徴、美味しさの秘密まで…なんでもござれ!テッポウエビのスナップ音は最近話題なので知っていましたが、これは映像が見てみたい…!早速検索。すごすぎ、このエビ!クリーナーシュリンプも面白いかった。いやそういう研究の話も最高なんですがなんといっても著者の飼っていたモクズガニのエピソードが最高でした。2023/02/11

seki

21
食材として人気の高いエビとカニを生物学的に教えてくれる書。新書ながら専門用語もどんどん出てきて、何度も挫折しそうに。しかし、時折出てくるトリビア的な知識が面白く、最後まで読めた。本書全体に流れるテーマは「なぜ、エビとカニは美味しいか」といったところか。そして、時折あたってしまう、身のない残念なカニはなぜ残念かもわかったりした。これから、エビやカニを食べる機会があったら、本書のことを思い出し、ニヤリとしてしまいそう。2022/01/22

マカロニ マカロン

19
個人の感想です:B+。古代から人間が重要な食糧としてきたエビ、カニの体と能力のすごさと、著者のエビカニへの偏愛ぶりが分かる。著者は伊勢湾沿いの農水省の研究所でイセエビを1年間飼育した後、愛情が湧きすぎて食べることができず50匹のイセエビを海に放流したという。カニは横歩きするイメージだが、実は半分程しか横歩きはしない。ズワイガニのように関節の可動域が大きい種は四方八方に動ける。足の筋肉が発達するので、人間が好んで食べる。エビは敵からジャンプして逃げるため腹の筋肉が発達し、人間の好む部位は脚ではなく腹部になる2023/07/30

寝落ち6段

19
エビとカニについて、生態だけではなく、体組織から食文化まで、ありとあらゆるエビカニの秘密を堪能できる。進化の過程で獲得した能力は、すごいとしか言えない。生物の多様性の素晴らしさを感じざるをえない。中には、飼育観察をする過程で、カニにも個性が見えるところがとても面白い。エビカニは種類も豊富で、種類ごとに能力が全然違うことにも驚きだ。普段、「美味しい」とばかりしか考えていなかったエビカニの生物としての面白さを知れたよい本だった。2023/07/16

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