中公新書<br> 日本史の論点―邪馬台国から象徴天皇制まで

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中公新書
日本史の論点―邪馬台国から象徴天皇制まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 269p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121025005
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C1221

出版社内容情報

「いい国(1192)つくろう鎌倉幕府」。しかし鎌倉幕府の成立を1192年とする見方は今や少数派だ、といった話を聞いたことがある人も多いだろう。日本史の研究は日々蓄積され、塗り替えられている。

「邪馬台国はどこにあったか」(古代)、「応仁の乱は画期だったか」(中世)、「江戸時代の首都は京都か、江戸か」(近世)、「明治維新は革命だったのか」(近代)、「田中角栄は名政治家なのか」(現代)など、古代から現代まで各時代の重要テーマに豪華執筆陣が迫る。

いま日本史の世界で注目されている論点は何か、どこまで分かっているのか、この1冊でつかもう。

執筆分担:古代・倉本一宏(国際日本文化研究センター教授)、中世・今谷明(帝京大学特任教授)、近世・大石学(東京学芸大学教授)、近代・清水唯一朗(慶應義塾大学教授)、現代・宮城大蔵(上智大学教授)

中公新書編集部[チュウコウシンショヘンシュウブ]
編集

内容説明

古代から現代まで、知っておきたい29の論点。歴史の謎解きをこの1冊で!「日本史をつかむための百冊」収録!

目次

第1章 古代(邪馬台国はどこにあったのか;大王はどこまでたどれるか ほか)
第2章 中世(中世はいつ始まったか;鎌倉幕府はどのように成立したか ほか)
第3章 近世(大名や旗本は封建領主か、それとも官僚か;江戸時代の首都は京都か、江戸か ほか)
第4章 近代(明治維新は革命だったのか;なぜ官僚主導の近代国家が生まれたのか ほか)
第5章 現代(いつまでが「戦後」なのか;吉田路線は日本に何を残したか ほか)
日本史をつかむための百冊

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

100
古代から現代まで、学校で学んだ日本史の常識を片端から引っくり返してくれる。邪馬台国は実は「倭国連合」だったとか、墾田永世私財法は律令制度を強化するものと言われても「?」だ。江戸時代に大きな政府と小さな政府の交替があったとは思いがけぬ視点だし、庶民にまで行き渡った教育から江戸から明治への連続性と官僚主義の誕生を例証されては頷くしかない。うっかり歴史について知ったかぶりをしたら大恥をかきそうで、どの分野でも最先端の研究成果を把握する必要を痛感させられる。もっとも大半の人は、そんなことを考えてもいないだろうが。2021/02/15

佐島楓

66
近世から現代に至る政治機構の共通項という新たな視点が得られたのは面白かった。巻末の「日本史をつかむための百冊」などを参考にして、自分の考えを確立していきたい。2018/09/21

もりやまたけよし

64
古代から学会の論点になっている部分を総括的に取り扱っている。通説の部分がよく分かります。スッキリ。2018/11/23

アキ

50
専門家が分野ごとに最新の知見を示してくれて素晴らしい内容。特に大石学の江戸時代を合理的・文明的な官僚システムと教育によって支えられ250年平和をもたらした時代として世界から見直されつつあるという点が印象に残る。明治は江戸の達成と見るべきと。吉宗が公文書システムを整理し、官僚制の基礎を作った。識字率の高さは戦国時代の兵農分離による文書の流通による。墾田永年私財法は奈良時代の律令を平安時代に国の実情に合わせた肯定的な制度、など見方が変わり興味深い。巻末に日本史をつかむための100冊と内容の紹介がある。良書。2018/11/02

Book & Travel

49
古代~現代の五章に分かれ、各時代の専門家によって、29の論点が最近の研究に基づいて述べられる。それぞれの主張もあり、そういう意味で一冊の本として統一感はないが、論点に興味深いものが多く、コンパクトにまとまっていて面白く読めた。邪馬台国は纒向の倭政権と併存する北部九州連合の盟主国であった、蒙古軍を撃退した主要因は日本軍の善戦だった、江戸時代の教育力が長い平和をもたらした、帝国憲法の記述の少なさが近代化を円滑に進める基盤になった等々。巻末の100冊も参考になるが、自分の著書を入れ過ぎではと思われる人も。2018/10/11

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