出版社内容情報
「地方消滅」の危機を指摘した増田氏、ローカル経済の可能性を明らかにした冨山氏。地方問題の二大論客による真の地方創生への戦略。
内容説明
地方消滅を避け、真の地方創生へ進むシナリオとは?全国896自治体の消滅可能性を指摘し政治を動かした増田寛也と、GDPと雇用の7割を占めるローカル経済の可能性を明らかにした冨山和彦が語り合う。なぜ「選択と集中」は避けられないのか、移民を受け入れるべきか、大学が職業訓練を行うべき理由、東北地方がもつ可能性、自動運転やドローンなど新技術と地方の関係…日本を襲う危機を見つめ、解決策を探る。
目次
第1章 消滅危機の実態とチャンス(経済が衰退しながら人手不足;陳情からイノベーション;地方消滅は不都合な真実 ほか)
第2章 L型大学から地方政治まで―地域のために何ができるか?(ブラック企業を取り締まる;日本の最低賃金は低すぎる;うかつに新産業に飛びつかない ほか)
第3章 地方発イノベーションの時代(福島は人口流出している?;データに基づくということ;福島発のイノベーション ほか)
著者等紹介
増田寛也[マスダヒロヤ]
1951(昭和26)年東京都生まれ。77年、東京大学法学部卒業。同年、建設省入省。95年より2007年まで3期にわたり岩手県知事、07年より08年まで総務大臣を務める。09年より、野村総合研究所顧問、東京大学公共政策大学院客員教授。11年より日本創成会議座長
冨山和彦[トヤマカズヒコ]
1960(昭和35)年和歌山県生まれ。85年、東京大学法学部卒業。92年、スタンフォード大学経営学修士(MBA)。ボストンコンサルティンググループ、コーポレイトディレクション代表取締役を経て、2003年、産業再生機構設立時にCOOに就任。解散後、株式会社経営共創基盤(IGPI)を設立、代表取締役CEOに就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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