中公新書<br> 織田信長合戦全録―桶狭間から本能寺まで

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織田信長合戦全録―桶狭間から本能寺まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 301p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121016256
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C1221

出版社内容情報

家督を継いだ十九の年より本能寺に没するまで、織田信長は四方の敵と戦い続けた。初期には、劣勢を覆した桶狭間の戦いのように少数精鋭の部隊を自ら率いて戦い、後には、浅井・朝倉氏攻めや対本願寺戦のように、羽柴秀吉らの部将を配して多方面にわたる戦線を同時に指揮した。際だった戦巧者ぶりを示す戦略や戦術への考察も併せ行い、天下統一の基礎を作った信長のすべての戦いをたどる。

内容説明

家督を継いだ十九の年より本能寺に没するまで、織田信長は四方の敵と戦い続けた。初期には、劣勢を覆した桶狭間の戦いのように少数精鋭の部隊を自ら率いて戦い、後には、浅井・朝倉氏攻めや対本願寺戦のように、羽柴秀吉らの部将を配して多方面にわたる戦線を同時に指揮した。際だった戦巧者ぶりを示す戦略や戦術への考察も併せ行い、天下統一の基礎を作った信長のすべての戦いをたどる。

目次

序章 天正元年八月十三日
第1章 信長の軍団(軍団を構成する家臣たち;信長の親衛隊;能力によって抜擢された部将たち;宿将たちの軍団の形成)
第2章 信長の合戦(上洛への道;元亀年間の苦闘;本願寺を敵として)
第3章 信長の戦略・戦術(信長の外交戦略;効果的な戦いのための戦略;信長の戦術)
第4章 信長を継ぐ者(豊臣秀吉の戦略・戦術;徳川家康の戦略・戦術)

著者等紹介

谷口克広[タニグチカツヒロ]
1943年(昭和18年)、北海道室蘭市に生まれる。1966年、横浜国立大学教育学部卒。現在、東京都港区立港南中学校教諭
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

活字の旅遊人

27
尾張一国制覇から、本能寺までの戦いを網羅した新書。『信長と消えた家臣たち』よりも前の出版になる。遠藤周作の『決戦の時』『男の一生』と続けて読んできたこともあり、かなり細かい情報もまあまあ付いていけたかな。各地の簡単な地図が入っているので、イメージしやすい。が、戦術戦略は章を分けているけれども、もう一声欲しいところか。アマチュア研究家で、これ以上は難しかっただろうけど。一方で横浜市立の中学校教員が、これだけ書けて、出版できるのは尊敬ものだ。夢があります!2021/05/17

coolflat

17
副題に桶狭間からと書いているが、普通に尾張統一戦から書かれている。個人的に面白かった部分は、信長が最も追い込まれた時期にあたる、金ケ崎撤退戦~野田福島の戦い~志賀の陣~三方ヶ原の戦いだ。要するに、信長包囲網である。筆者曰く、信長を倒す最大のチャンスは、野田福島の戦い~志賀の陣における浅井・朝倉の行動如何だった。摂津方面で、三好三人衆・本願寺・雑賀衆に釘付けされた信長を、背後から浅井・朝倉が攻めていれば、十分に勝機はあった。それをただ比叡山に立てこもるばかりで、彼らはみすみすチャンスを逃してしまったのである2020/05/29

ひこまる

14
信長を扱った小説や文献は数多くあるけれど、彼の初陣から最後までの合戦のみを取り上げてかつ有名無名なものに関係なく平等に扱っているものは読んだことがなかったので大変読み応えがあった。合戦があった地域ごとに取り上げられているので時系列はどうしても飛んでしまうが、その方がかえって信長の事績や行動心理が分かりやすかった。(特に尾張統一戦、伊勢統一戦、対一向一揆。)この本を基に実際に信長の合戦跡地を訪ねられればと思う。しかし一向一揆にいくら手こずったとはいえ火をつけて生きながらの皆殺しはやっぱり良くないよなあ。2013/04/28

skunk_c

12
10年以上前の本だが、信長の合戦を網羅したもので、彼の評伝と平行して読むことにより、よりリアルに時代や彼の生き様を感じることができた。信長の人物像なども極論を排し、冷静に事実を読み取りながら合戦の実相を描こうとしている姿勢は素晴らしい。著者は本書を上梓した時退職間近の公立中学校の教員。夏休みを利用したとあるが、過去の自作を生かしながらの仕事ぶりには敬服する。第三章「信長の戦略・戦術」もよくまとまっている。しかし全編を通じて感じるのは敵将に対する慈悲なき殲滅ぶり、そして地方一向宗に対する徹底弾圧。恐るべし。2015/09/12

鐵太郎

12
信長が神を目指したかとか、官位を拒否して天皇の権威に反抗したとか、いろいろ言われます。谷口さんはこの点をもっと常識的に解釈して、のちに秀吉が太閤になったように、家康が大御所となったように、無官の王者として信忠をバックアップしようとしたのではないか、と考えます。こういう考え方の方が、納得いくような気がするなぁ。無味乾燥な研究なのに面白いですねぇ、谷口節は。2009/09/23

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