中公新書<br> 自転車五大陸走破―喜望峰への13万キロ

中公新書
自転車五大陸走破―喜望峰への13万キロ

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  • サイズ 新書判/ページ数 277p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121012418
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C1226

内容説明

カナダのキャンプ地では熊に訪問され、アンデス越えで高山病に倒れ、パキスタン、インドの暑さに苦しみ、ワルシャワで愛車を盗まれ―自転車世界一周の旅は出会いの喜びとともに悪戦苦闘の連続でもあった。しかし、喜望峰に立つという夢は燃え続け、ザイールのジャングル脱出行、マラリアの高熱との闘いに耐えさせた。遂にアフリカ最南端に達したとき、私は亡き友に呼びかけた、〈俺はやったよ〉。六年半、世界を駆け抜けた青春の記録。

目次

旅立ち
北アメリカ
南アメリカ
アジア
ヨーロッパ
アフリカ
帰国

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

taku

18
昔友人とママチャリ旅をした。大変だったけど楽しかった。帰りは電車だった。今でも桐谷さんと張れる自信はある。著者は世界中を走破。スケールが違う。もちろんママチャリではない。やはりチャリ旅行記が好きだ。五体と五感をフルに使って進む冒険の旅路。様々な国と人に接したリアルを身体に染み込ませながら世界を通り抜ける。多くの出会いと別れ、過酷とトラブル、喜びと感激の先に自分だけの勲章を手にする。この時代だから出来たことなのかもしれない。また一人凄いチャリダーを知った。2017/10/16

redbaron

16
骨太な自転車の旅。今の時代、もうこういった旅行記は出ないだろうな。便利になっていく半面、何かを失われつつあると、この本を読んで感じた。自転車の旅行記以上にニンゲンって何が大事なのかを考えさせてくれる一冊かしら。この本を読んでいる最中、ある友人と誓った桜前線と共に日本列島を自転車で北上し、紅葉前線と一緒に南下したいね…と言っていた若い頃を思い出した。彼はどこに行ってしまったのかしら。2016/10/07

aichess

1
自転車旅行ものは読んでいて楽しい。今すぐに走りだしたくなる。せめて日本国内を数日だけでも自転車で回ってみたいものだ。2014/04/21

Moriya Mononobeno

0
自転車で世界を回った痛快な旅行記。でも自分でもやってやろうという気は失せた。それほどの度胸は無い2013/12/15

クジラ

0
今から約20年前、自転車で五大陸を旅した青年の記録。こういう旅モノは、好きだなぁ。寝る前に読んでいたら、ドキドキ・ワクワクして寝付けなくなってしまった。南米でのつらい体験。一番の難所である中央アフリカ横断。旅が好きだけど、自分はこんなことは出来ない。日本一周はしてみたいけど・・・。2011/04/10

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