中公新書<br> 超異常気象―30年の記録から

中公新書
超異常気象―30年の記録から

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  • サイズ 新書判/ページ数 235p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121011671
  • NDC分類 451
  • Cコード C1240

内容説明

温暖化のなかの冷夏、相次ぐ台風、長雨と干ばつの併存。気象の異常は続く。原因は温室効果か、エル・ニーニョか、火山爆発か。60年代、世界に先駆けて異常気象を指摘した著者は、80~90年代を数万年に一度の超異常気象の頻発期と捉え、太陽活動の変化にその原因を求める。一方、オゾンホール拡大など人間活動の増大による環境悪化が進行、対策は足踏み状態にある。地球環境は今後どう変動するのか。気象学の第一人者による臨床的診断。

目次

1 発端―1963年1月の異常気象
2 異常気象と科学
3 ヤマセは山背か?
4 風向きが変わった
5 異常気象と共に
6 1988年夏の天候と世紀末の気象
7 臨床的環境診断―気象・天文の観点から
8 30年目の異常気象
9 気候変動研究の発展

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sho

0
理論からではなく、観測から考えるという言葉は学問に限らず何にでもあてはまる言葉だと思った。2012/05/15

あだこ

0
もはや何を信じていいのかわからない。地球温暖化は太陽活動による現象であって二酸化炭素増加は原因ではなく結果なのだという著者の主張は信じてもいいのだろうか…わからない2009/11/20

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