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中公新書
地政学入門 - 外交戦略の政治学

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  • サイズ 新書判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121007216
  • NDC分類 312.9

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ビイーン

23
地政学について興味のある方が初めて読む1冊に最適。マッキンダー、ハウスホーファー、マハンの思考がザックリ分かる。1984年初版で古いが、最近のアメリカ、ロシアの動きをみていると全く地政学的戦略で進んでいて基本は一緒である事がわかる。海洋進出を強めるランドパワーの中国政策がシーパワーのアメリカと利害衝突し失敗に終わるのではないかと気になって仕方がない。2016/12/29

佐島楓

21
「地政学ってなんだろう?」という疑問から買い求めた本。読んでみて、なるほど、こういう発想から来る考え方もあったのか・・・と少し視野が広がりました。世界史と世界地理にある程度詳しくないときつい本ですが、時間をかけて読了できてよかった。特に先の大戦に関する自分の考えの浅さを痛感しました。2012/01/06

異世界西郷さん

20
ここ最近、TLによく出てきていたのでどんなものかと思い読んでみました。この本は私が生まれた年の生まれた月に出版された本らしいですが、この当時の世界はこんな風に動いていたのかというのが分かり、妙に唸らされました。カール・ハウスホーファーには興味があったので彼の話が出てきたのは良かったですが、肝心の日本のことがあまり書かれていなかったのは残念でした。それだけ、日本ではこの学問はあまり盛んではないのでしょうけど。最近は、今までの常識が通用しないことも多いですからね。ますます重要な分野になってくると思います。2014/10/25

孤独な読書人

10
ソ連がアフリカに関与するのはアフリカを支配下に置くことが覇権を握ることにつながるという理由が背景にある。そう考えると現在、中国がアフリカへの関与を強めるのはそのような理由があるからなのだろうか。2016/05/09

Shin

10
世界の出来事を理解する知的基盤を自分の中で再構築したいと思い、戦略論・地政学関連の本を再読開始。ときに一般人の読書の対象としての地政学の魅力は、先人たちの「構想力」のダイナミズムだと思う。それぞれの国家の行く末を(良くも悪くも)背負った戦略家達が披歴する『世界観』は、人間が営んできた歴史とそれを懐く世界のかたちが織りなす時空のタペストリーであり、それを眺めながら、古今東西諸々のことに思いを馳せるのは掛け値なしに楽しい。本書はやや古い感もあるが、上記したような営み(喜び)の端緒を味わうには好適の入門書。2011/10/21

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