中公新書<br> フロイスの日本覚書 - 日本とヨーロッパの風習の違い

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中公新書
フロイスの日本覚書 - 日本とヨーロッパの風習の違い

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  • サイズ 新書判/ページ数 194p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121007070
  • NDC分類 382.1

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

OKKO (o▽n)v  終活中

4
図書館 ◆意外と大事なことに気付いていなかったことに気付かされる。フロイスは、天正遣欧使節の少年たち同様、母国を離れた時点で幼なすぎて、自分の国のことなんかほとんどわかってなかったという事実。自分に引き寄せてみればよくわかる、現実に、18歳で大学進学のために故郷を離れた私は、出身の街にどんな飲み屋があるのかまるっきりわかってない ◆そんなフロイスの狭い視野で書かれたものだとしても、ある研究ジャンルにとって16世紀日本の風俗の記録は貴重だろうが、私には細かいところは関係ないので詳細の検討は無用。2015/03/29

残心

1
男性・女性・児童・宗教・病気・書物・家屋・船・演劇などについて、ヨーロッパと日本の違いを箇条書きで、いくつもいくつも書かれていて、とても面白い。スルドイところもあれば、偏見に満ちたところもある。 図書館本 ななめ読み2023/01/11

とうふ

0
信長協奏曲にでてきた、ルイスフロイスに興味を持ったという短絡的な理由で読みました。2012/02/10

yanapong

0
フロイスの日欧比較に関する成立や内容の検討。岩波文庫のとは別物。2010/07/21

風見草

0
中世庶民史でしばしば引用される日本覚書の全訳と書誌や時代背景などの解説です。著者がキリスト教研究者であるため、日本についての記述は日本史の専門家に任せるとし、フロイスが日本との比較対照とした当時のヨーロッパの習慣(についてのフロイスの記述)に重点を置いてるのが本書の特徴です。ナイフやフォークの普及した時期など、中世ヨーロッパの生活も垣間見えます。

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