中公新書<br> 日本の酒づくり - 吟醸古酒の登場

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中公新書
日本の酒づくり - 吟醸古酒の登場

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  • サイズ 新書判/ページ数 187p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121006363
  • NDC分類 588.52

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ろくせい@やまもとかねよし

16
篠田次郎さんは日本酒を愛してることがよくわかった。昭和50年頃より吟醸酒の会を主催する著者が、日本酒について材料である酒米や水、そしてつくり方をいくつかの産地での事例を紹介する。とても参考になったのは、日本酒のうまさの表現。アルコール度によって感じる辛さの度合いといわゆる風味とまとめられる芳醇さの度合いで感じれば良さそうだ。2017/05/10

志村真幸

1
 著者は設計事務所で酒蔵をいろいろ手がけるうちに、日本酒の権威となった人物。  本書は、吟醸酒の歴史について概説したもので、かなり意外な事実が紹介されている。その歴史は浅くてせいぜい大正期までしかさかのぼれないこと、誕生・開発と品評会の関係、昭和50年代まではほとんど市場に出回らなかったことなど、現在の吟醸酒全盛の時代からすると、驚かされることばかりだ。  日本における酒の歴史のなかに、吟醸酒が位置づけられており、わかりやすく興味深い。  また、現在の吟醸酒とは銘柄も味わいも一変しているのもびっくりだ。2020/05/13

たこい☆きよし

0
古本で買ってあったものをふと思い立って読了。地酒ブーム、吟醸酒ブームの起点となった一冊。酒造設備を長年作ってきた著者が現場の見聞と、一次文献をきっちり読み込んで書かれた内容で、昭和56年の発行だが今でも読む価値あり。というか、さらに歴史的価値が加わっているので、日本酒好きなら是非。2018/05/06

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