中公新書<br> ミュンヘンの小学生 - 娘が学んだシュタイナー学校

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中公新書
ミュンヘンの小学生 - 娘が学んだシュタイナー学校

  • 子安美知子
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 中央公論新社(1986/07発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121004161
  • NDC分類 371.5
  • Cコード C1237

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kikuyo

31
シュタイナー教育についての体験記。初版1975年。どんな教育がどう作用するかは時間がたってみないとわからない部分もあるし、この教育が他より優れているかも単純には言えない。だが、小さな頃に芸術に触れる体験はとても有意義だと思う。担任が「木」「森」の日本語をクラスに紹介するエピソード。ドイツの子供は漢字をどう思っただろう。からだのすべての感覚を動員して知力、情操、意志力を育てる教育は日本と相性が良いようにも思える。クリスマスの様子など、雰囲気たっぷりに伝わってくる文章は物語を読んでいるかのよう。2016/09/15

佐島楓

20
シュタイナー教育というものの実態に触れたのはこの本が初めて。最初こそ「え、こんなのろのろの学習速度で大丈夫?」と驚いたが、みるみるうちにドイツ語・算数共に高度になり、おそらく日本の一般的な小学生を追い抜いてしまう。その理念には、子どもたちの元来持つ感覚への深い洞察や信頼が見て取れる。それも良い発見だったが、一番安堵したのは、著者の幼いお嬢さんの成長。引っ込み思案だったのが、活き活きとドイツ語を話せるようになり、学校が楽しいといえるようになる。心があたたまる本だった。2013/03/06

シルク

14
「『ほら、ほら、笑った。ね、この子は教室でも、顔にうかぶ表情では、とても反応が早い。なんでもよくわかっている。それなのに、口をきいてくれないんだからね――』/そういって、先生がじっと文の顔を見つめると、文はとても困った表情をした。その文に、先生はぎゅっと頬ずりをした。」(p.125)……この本で、いちばん好きなところだ。学生のとき、「シュタイナー教育」というものの存在を知った。最初、先生の話を聞いたときは、まったく未知の――何が詰まっているのか分からない、わくわくする袋のような――ものだった。2018/07/01

ティス@考える豚

11
面白いですね〜。40年前の新書でありながら40回近く刷新されているだけあります。ミュンヘンいいなーとシュタイナー教育いいなーという二つのいいなーがあります。いいですねー。自分も子供ができたら行かせたいです!シュタイナー教育の方が通常の教育課程より優れているかは私には判断できませんが、読んでいる間すごく羨ましく思いました。私も子供の頃に楽器とか絵とかやりたかったなー。面白いです!2013/01/14

nagi☆

10
シュタイナー教育を実践する小学校に娘を通わせた母(ドイツ文学者)の手記。オリンピックに沸く頃の、ミュンヘンの地下鉄事情やクリスマスなど、一般家庭の生活事情などもわかって興味深く読めた。肝心のシュタイナー教育は面白く、子どもや孫に通わせたい!などと思ったが、それはドイツでのこと。ここを卒業した子は魅力ある子に育つだろうが、受け皿である日本の社会がそこまで到達しているとは思えない。フォルメン(モノの輪郭の周りを色で、何重にも囲って行くこと)の意義が私中にすっぽり入ったので、仕事で積極的に取り入れてみたい。2018/06/26

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