眠る邪馬台国―夢見る探偵 高宮アスカ

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眠る邪馬台国―夢見る探偵 高宮アスカ

  • 平岡 陽明【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 231p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120056437
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

若き天才夢学者が、新聞記者の叔父と共に「歴史探偵」となり、日本史最大の謎に挑む! 古代史マニアである吉川英治文学新人賞候補作家本人が、「確信してから死にたい」という所在地論争に、ついに終止符が打たれたのか? 「本の雑誌」が選んだ「2022年度エンターテインメントベスト10」第3位と注目の新鋭による、渾身の歴史ミステリー書き下ろし。

内容説明

古代史マニアの吉川英治文学新人賞候補作家がずっと解き明かしたかった“日本のルーツ”。アメリカの大学で「夢」を研究する29歳の学者・高宮アスカは、新聞社の古代史担当記者である58歳の叔父・周二と話すうち、「邪馬台国の謎」に興味を持つ。アスカは、夢や超常現象、地政学などの知識を駆使し、史学外からのアプローチで「魏志倭人伝」を読み解こうとするが…。若き奇才が明晰な頭脳でクールに解明する、日本史最大のミステリー!!

著者等紹介

平岡陽明[ヒラオカヨウメイ]
1977年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。出版社勤務を経て、2013年『松田さんの181日』で第93回オール讀物新人賞を受賞し、デビュー。19年刊行の『ロス男』(文庫化時改題『僕が死ぬまでにしたいこと』)で第41回吉川英治文学新人賞候補。22年刊行の『素数とバレーボール』は、「本の雑誌」が選んだ「2022年度エンターテインメントベスト10」第3位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

146
平岡陽明さん、新境地という作品と言ってもいいかな。夢を研究する学者のアスカと古代史担当記者で叔父の周二と邪馬台国の謎を解明していくのですが、その解明を別の視点から解明していくのが斬新というべきか。ただ解明するだけでなく、周二の同僚の吉見さんがほのぼのとして、堅苦しくなく物語に膨らみを持たせてくれた。魏志倭人伝を優しくかみ砕いてくれるので、歴史が苦手な人でも読みやすくなってるかな。歴史はわからないからこそ想像が膨らむ。歴史はロマンだなあ。個人的にはこの作品においては、歴史より夢の話の方が気になりました。2023/08/13

みかん🍊

83
近畿の端くれの人間としては邪馬台国が畿内であって欲しいと思っている、日本最大最古のミステリーを定年間近の新聞社文化部の周二とアメリカで夢学者をしている甥アスカが検証する事となり、亡くなった妻が出て来る夢を解析してもらいながら、邪馬台国の謎をアスカに講義するうちに夢というのは潜在意識がみせていて現実とリンクしたり未来を予知する事もあり、偉大な発明や発見が夢がきっかけになることも多い、昔から沢山の学者や市井の研究者たちが研究する歴史ロマンが解明される時がくるのか楽しみである。2023/05/17

rosetta

34
★★★✮✩定年間際の文化部記者がアメリカで夢学者をしている天才の甥の力を借りて邪馬台国の謎に挑む。夢の特徴である圧縮、移動、翻訳、二次加工の四つの作業を援用して、夢にブレーキをかける人間の無意識を陳寿に当てはめ、新たな解釈で邪馬台国の場所を比定し天皇家の家系と卑弥呼の時代を同定する。特別な主張を持たない自分にはこういう歴史ミステリはどの立場からのものを読んでも個人的には面白く興奮できる。学者じゃないから楽しい謎解きとして読めるのがいい。2023/05/17

信兵衛

24
いろいろな手掛かりから、アスカが邪馬台国の謎に挑戦するという展開ですが、正直なところ余り惹き込まれず。 なお、邪馬台国の謎に関心が高い方なら、もっと楽しめたのかもしれません。2023/04/23

やまさん

17
「邪馬台国の謎」に興味を持ったアメリカの大学で「夢」を研究する高宮アスカが伯父の新聞社・文化部勤務の高宮周二と共に夢や超常現象、地政学等を駆使し史学外から「魏志倭人伝」を読み解き、「畿内か九州か」の邪馬台国論争の解明にアプローチしていく歴史ロマン。古代史界のスーパースター「卑弥呼」の謎を結末を書き忘れたミステリー「魏志倭人伝」から紐解くも・・歴史ロマンとして邪馬台国論争は永遠に引き継がれていく方がいいのかな?関西在住の私的には纏向遺跡や箸墓古墳にも足運んでおり「畿内説」押しなのですが・・2023/05/21

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