幕末暗殺!

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幕末暗殺!

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120050398
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

出版社内容情報

幕末史の暗部、血塗られた暗殺事件の数々に、実力派作家7人が、想像力と推理を駆使して、謎と定説に挑む。書き下ろし短篇競作。

内容説明

幕末―。血塗られた暗殺事件の数々に、操觚の会に集う7人の作家が、想像力と推理を駆使して挑む。書き下ろし短篇競作。

著者等紹介

谷津矢車[ヤツヤグルマ]
1986年東京都生まれ。駒澤大学文学部歴史学科考古学専攻卒。第18回歴史群像大賞優秀賞受賞。2013年『洛中洛外画狂伝 狩野永徳』でデビュー。二作目の『蔦屋』では、「この時代小説がすごい!2015年版」にて第七位

早見俊[ハヤミシュン]
1961年岐阜県岐阜市生まれ。法政大学経営学部卒業。2007年より文筆業に専念し歴史・時代小説を中心に著作は百五十冊を超える。「居眠り同心影御用」「佃島用心棒日誌」で第6回歴史時代作家クラブシリーズ賞受賞

新美健[ニイミケン]
1968年愛知県豊田市生まれ。99年から、シナリオやノベライズなどでゲーム業界を回避。2015年『明治剣狼伝 西郷暗殺指令』で第7回角川春樹小説賞の特別賞を受賞。同作は第5回歴史時代作家クラブ文庫新人賞を受賞する

鈴木英治[スズキエイジ]
1960年静岡県沼津市生まれ。明治大学経営学部卒業。99年第1回角川春樹小説賞特別賞を「駿府に吹く風」(刊行時『義元謀殺』に改題)で受賞

誉田龍一[ホンダリュウイチ]
1963年大阪府生まれ。「消えずの行灯」で第28回小説推理新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

158
歴史時代小説界に『操觚の会』が出来たそうだ。その面々による第一回目は幕末の暗殺を題材のアンソロジー。流石に幕末、暗殺のネタは溢れるのだろう。どれもその場に居るかのような気にさせてくれる。好みは様々だろうが今回『刺客 伊藤博文』『血腥き風』『裏切り者』あたりが好きだった。女性作家の『アミの会(仮』』と言い、なかなか面白いアンソロジーが読める楽しみが出来たように思う。次も楽しみにしたい。2018/02/13

ポチ

70
操觚(そうこ)の会のメンバーによる、7話のアンソロジー。「血腥き風」「裏切り者」が特に良かったかな。今後、どんな歴史に題材を取った作品を送り出してくれるのか楽しみです。2018/02/22

真理そら

62
七人の作家による幕末の七人の暗殺話。早見俊、鈴木英治などの幕末暗殺物が珍しい気がして楽しく読めた。特に早見さんは伊藤博文の暗殺というある種デリケートなテーマだったのでお得感?があった。またこういうアンソロジーを読みたいと思った。2019/10/14

ASnowyHeron

34
”暗殺”というテーマの短編集、おもしろく読めた。7人の作家がそれぞれのテーマで作品を書き上げていてるのに、根底には統一感があって、なかなか心憎い編集だと感じた。2018/04/15

かいゆう

28
7人の作家のアンソロジー。少しずつ被ってるので繋がっているようにも読める。これまでも触れてきたことのある暗殺の場面を、暗殺者側から見てなかなか興味深かった。特に斎藤一。何とも複雑な間者の立場でありながら、藤堂や土方と向かい合う姿を見ていると、この人の物語をもっと読みたいと思った。孝明天皇の死の疑惑も知らなかった。龍馬だけはこんなに簡単に書かれているのは本当に残念。どれも捉える対象は興味深いのだが、ちょっと文章的には物足りない。もっと心情的な深さがあってほしかったなと思った。2021/06/12

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