- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
出版社内容情報
新潮、文春に続けと老舗出版社が週刊誌を創刊。異色の編集方針を掲げ、60万部を刷ったが…。当時の新入部員が綴る55年目の敗戦記
内容説明
『週刊新潮』『週刊文春』に続けと、活況を呈する週刊誌市場に、老舗出版社も勇躍参入。「スキャンダルは扱わない」という異例の編集方針を掲げ、他誌より安い定価で勝負に出たが―。55年目の敗戦記。
目次
第1部 新週刊誌、異例の編集方針「スキャンダルは扱わない」(いざ、週刊誌ブーム到来;「新週刊誌要員募集」入社試験 ほか)
第2部 文士・芸能人の身辺情報で、取材力の弱さを補うも…(1960年新年号のトップは「岸内閣の寿命を占う」;『コウロン』の大黒柱・大宅壮一 ほか)
第3部 安保、スト、飛び込み取材―新米記者、走り回る(遠藤周作が「第二のチャタレイ事件」を斬る;自宅に電話がない時代の記者生活とは ほか)
第4部 その日は突然やってきた―無念の休刊決定(ミッキー安川を囲んだ石原慎太郎、浅利慶太、中曽根康弘;野坂昭如・野末陳平・柳原良平トリオのコラムがスタート ほか)
著者等紹介
水口義朗[ミズグチヨシロウ]
文芸評論家。1934年東京生まれ。早稲田大学文学部卒。同大大学院修士課程修了。59年中央公論社入社。同年『週刊コウロン(週刊公論)』が創刊され、同誌の編集部に配属される。その後、『婦人公論』編集部、『中央公論』編集部、『別冊婦人公論』編集部などを経て、86年退社。同年テレビ朝日「こんにちは2時」のキャスターに就任。94年中央公論社に委嘱され、『婦人公論』編集長に。97年同主幹。多くのテレビ番組でキャスター、コメンテーターを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ステビア
古本虫がさまよう