内容説明
日本最大の歓楽街・新宿歌舞伎町。そこに、全裸の男女を凌辱し、惨殺することに快感を得る謎の男がいた。彼は七年前に起きた「歌舞伎町封鎖事件」でジウと出会い、自らもジウになろうとしていた。再び動き出す「新世界秩序」の陰謀、巻き込まれてゆく新宿署の東弘樹警部補、そして「歌舞伎町セブン」。『ジウ』『国境事変』『ハング』、そして『歌舞伎町セブン』、全ての物語がここに繋がる―!
著者等紹介
誉田哲也[ホンダテツヤ]
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
291
「ジウ」シリーズは好きなシリーズなので期待して読んだら、今回は少しトホホな感じがしました。タイトルも今一かな!まだまだ続きそうなので次回作に期待です。2014/10/22
修一郎
151
ダムドはセブンの続編っていう触れ込みだけど,この二冊はほぼ上下巻くらいの間柄だ。ダムドで各メンバーのキャラが明らかになったところで歌舞伎町必殺仕事人シリーズ(ジウ・サーガ)が再び動き出したっていう感じ。今作ではミサキに焦点が当たったけど,こうしてメンバーを順にフィーチャーしていけばシリーズ続けられそうだ。ジロウのようにまだ謎が残る人間もいるし…ハングを読まないとね。それにしても’ダムド’は看板倒れだった。なんなのだあのしょぼさは…次,「硝子の太陽」へ・・2016/06/01
KAZOO
137
誉田さんの本を久しぶりに読みました。「ジウ」「歌舞伎町セブン」のあとの話です。久しぶりに読むと前のはなしとのつながりがなかなか思い出せません。この題名となっている人物はもっとすごい怪物的なのかと思いきや、ドラッグの力を借りてのようです。まあセブンのメンバーの様々なつながりが見えてきて新宿警察の刑事とのやり取りなどが興味を惹きました。まだ続くような感じですね。2017/10/14
タックン
136
(ジウ)と(歌舞伎町セブン)読んで時間があいてるので忘れてるのでわかりずらかったけど最後に新世界秩序のことが明らかになったような終わり方だったのでよかった。所々に誉田さん流のエログロさはあったけど本筋はなかなか政治的な問題も含まれててシビアな話だった。歌舞伎町セブンのメンバーって現代の必殺仕事人みたい?ダムドがちょっと弱すぎて拍子抜け。続編は新世界秩序VS歌舞伎町セブンかな?東と門倉美咲の関係は進展あるのかな?2015/01/12
saba
125
ジウシリーズの続編、歌舞伎町セブンより面白かった。相変わらず陣さん、東刑事も渋くていい味出してた。ダムドは登場はエグかったが、最後あっけなくてショボかった。続編は歌舞伎町セブンVS新世界秩序の構図か、楽しみです。2014/12/25