出版社内容情報
まったく身に覚えのない「郵便不正事件」で逮捕された著者が、不当・巧妙な検察の取り調べを乗り越えて「無罪」を獲得。164日の勾留にも屈しなかったのはなぜか? 今なお制度改革に闘い続けるのはなぜか?事件を振り返り、 司法改革に必要な法制審議会の議論に緊急提言する
内容説明
まったく身に覚えのない「郵便不正事件」で逮捕された著者が、不当・巧妙な検察の取り調べを乗り越えて「無罪」を獲得。164日の勾留にも屈しなかったのはなぜか?今なお制度改革に闘い続けるのはなぜか?“信じられる司法制度”に必要な、3つの課題を訴える。事件の発端となった上村勉・元係長との特別対談、周防正行監督のインタビューを収録。
目次
第1部(まさかの逮捕と二〇日間の取り調べ;一六四日間の勾留;裁判で明らかにされた真相;無罪判決、そして…;信じられる司法制度を作るために)
第2部(支え合って進もう―夫・村木太郎インタビュー;ウソの調書はこうして作られた―上村勉×村木厚子対談(進行…江川紹子)
一人の無辜を罰するなかれ―周防正行監督インタビュー)
著者等紹介
村木厚子[ムラキアツコ]
1955年高知生まれ。高知大学卒業後、78年労働省(現・厚生労働省)に入省。障害者支援、女性政策などに関わり、雇用均等・児童家庭局長などを歴任。2009年、郵便不正事件で逮捕・起訴されるも10年9月に無罪確定。同月より職場復帰し、13年7月より厚生労働事務次官に就任
江川紹子[エガワショウコ]
1958年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業。神奈川新聞社会部記者を経て、フリージャーナリストに。新宗教・災害・冤罪のほか、若者の悩みや生き方の問題に取り組む。95年、一連のオウム真理教報道で菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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