内容説明
五年間に五つの内閣が成立しては倒れた政治の崩壊過程を検証し、非常時のいま、巨大な課題を解決するための大戦略と政策を提言する。日本の「再生」を見据えて書かれた政治・外交論集。
目次
１ 安倍内閣期
２ 福田内閣期
３ 麻生内閣期
４ 鳩山内閣期
５ 菅内閣期
６ 野田内閣期
著者等紹介
北岡伸一［キタオカシンイチ］
１９４８年、奈良県に生まれる。１９７１年、東京大学法学部卒業。１９７６年、同大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。法学博士（東京大学）。日本政治外交史専攻。立教大学法学部教授、東京大学法学部教授を経て、政策研究大学院大学教授。２０１１年、紫綬褒章受章。著書『清沢洌』（中公新書、１９８７年、サントリー学芸賞）、『日米関係のリアリズム』（中公叢書、１９９１年、読売論壇賞）、『自民党』（読売新聞社、１９９５年、吉野作造賞）など（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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wanted-wombat
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期待していたような内容ではなかったが、結果的にはよかった。抽象的な概念にメスをいれたり、矛盾を指摘したりする点には納得させられる。最後の文の中で、確保するのは安全であり安心ではない、という旨の内容が述べられており、なるほどな、と強く共感した。そうした依存体質を我々は脱却し、我々自身も参政しなければと感ずる。2013/02/27
