内容説明
ピロリ菌退治、発ガン抑制、老化予防…「神の食べ物」に迫る驚きの科学からその文化、芸術までを探究したチョコレート解体新書。第一章では十二人の科学者と対話し、第二章ではチョコ・エステやチョコ・ディナーを体験し、第三章では人気ショコラティエから創作秘話を聞き出す。どこから読んでも楽しいチョコレート・ワールド。
目次
第1章 驚異のチョコレート・パワー(チョコレートと、動脈硬化―板倉弘重氏;チョコレートと、ガン―大澤俊彦氏;チョコレートと、肥満―木村修一氏 ほか)
第2章 チョコレートの世界を巡って(チョコレート・ダイエット;チョコレート博物館;カカオは昔、お金だった ほか)
第3章 ショコラティエの饗宴(ジャン=ポール・エヴァン;ピエール・マルコリーニ;ジル・マルシャル(ラ・メゾン・デュ・ショコラ) ほか)
著者等紹介
楠田枝里子[クスタエリコ]
三重県伊勢市生まれ。東京理科大学理学部を卒業後、日本テレビのアナウンサーを経てフリーに。テレビ番組の司会や、ノンフィクション、エッセイ、絵本の執筆など、幅広い創作活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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毒兎真暗ミサ【副長】
28
チョコレートは「神の食べ物」?名司会者でお馴染みの楠田枝里子さんがチョコレートの奥深さを徹底追求した対談集。もうデブの素なんて言わせない!カカオ70%のチョコの効果はいかに?『チョコレート・ダイエット』なんてタイトルの著書もある。食べるだけで笑顔になるのは何故だろう。それはきっと誰かと食べるから。寒い夜にはホットショコラもいいですね。まさにチョコレートの奇跡のような。溌剌とした楠田枝里子さんだからこそ説得力のある力説集。2024/02/13
けんとまん1007
18
ハッキリ言って、チョコレートは好きである。ホワイトよりもブラックのほうが、好みに合う。シンプルなのがいい。いろいろ耳にはしていたが、チョコレートの効用というやつ。改めて、その守備範囲の広さに驚くばかりだ。もちろん、適量というのはある。何事も、過ぎたるは・・・というやつだ。毎日、少量を食べ続けるのがいいということ。その理由も書かれている。今度から、少し食べ始めようかなと思わずにはいられない。2015/06/04
ジュースの素
10
医学的な見地から見てもチョコレートはとても効果のあるもので驚いた。様々な体の不調を緩和する働きがあるのだ。病院でも用いられている所が多いそうだ。糖尿や歯にも良いとはびっくり。ただし、カカオが70%以上の濃い物に限る。普段からチョコレートを持ち歩いて毎日食べる事にしようかな。2020/03/31
しまっち。
8
なんとなく図書館で手にして。特にチョコレート好きとの意識はないが、10年以上前からの毎朝のココアはかかせない(やっぱり森永!)。他の飲物よりもお通じはいいような気がする。そういえばチョコレートダイエットってのも聞いたことあったかな。さまざまな効果が書かれているが、薬みたいな気分で食べても面白くないけど、ちゃんとしたショコラティエの作るチョコってのは食べてみたい。楽しく優雅にいただいてみたいな、と思った。2015/05/12
Hiromix
6
チョコレートの奇跡。 まさに薬。色んな効果のあるチョコレート。 楠田枝里子さんのチョコレート行脚や、お友達紹介?も楽しく、チョコレートを食べたくなる一冊2022/02/16