内容説明
毎朝届く新聞をただ読むだけではもったいない。読みかたを工夫してトレーニングの要素を持たせそれを毎朝の習慣にうまく取り込めば、新聞は最強の脳機能活性ツールになる。
目次
第1章 新聞の読みかたを変えれば、脳が動きはじめる!(朝一番のトレーニングが脳機能をよくする!;鍛えなければ脳はどんどん衰える;大脳の4つの場所は違う仕事をこなしている ほか)
第2章 3つの基本トレーニングで脳の基礎体力アップ(「朝刊コラム」音読;「天気予報」計算;「トップ記事リード」筆写)
第3章 応用発展トレーニングでさらなる脳力開発を!(「1面」―四則計算で号数を「1」に;「国際面」―かな・カナ文字ひろい;「社説」―見出しの長期暗記 ほか)
著者等紹介
川島隆太[カワシマリュウタ]
1959年千葉県千葉市生まれ。東北大学医学部卒業。同大学院医学研究科修了。スウェーデン王国カロリンスカ研究所客員研究員、東北大学加齢医学研究所助手、同専任講師を経て、同大学未来科学技術共同研究センター教授。医学博士。脳のどの部分にどのような機能があるのかを調べる「ブレインイメージング研究」の、日本における第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ノリピー大尉
9
以前より、脳トレのために音読しているが、効果を数値化する方法を探していて、本書に出会った。文字数がほぼ一定している新聞コラムを最高スピードで音読し、その時間を計測するのは明日から取り入れよう。2018/02/11
なま
6
★★★☆☆新聞記事を読みながら(内容を頭に入れながら)脳を鍛えるのかと思いきや、新聞記事を使った脳トレ方法本で思ってたのと違った。 音読タイムを計ったり記事のひらがなでの記事の書き写し→漢字に変換は、新聞活用しながらの脳トレで良さそうな反面、天気の最高気温と最低気温やTV欄の単純計算、俳句や短歌を逆さ読み、碁石記事の白石を数えるなどは新聞でなくとも車のナンバー計算やDM活用でできそう。2017/09/10
タミイ
4
朝刊の読み方を工夫して脳機能活性ツールにするという川島先生の本。やはり脳の老化防止の基本は、昔ながらの読み(特に音読)・書き・計算に尽きるということらしい。①朝刊コラム音読(できるだけ速く正確)②天気予報欄の最低+最高気温スピード計算 ③トップ記事リード文の筆写(全ひらがな化→それを漢字化) の三本柱に、紙面コーナーごとに面白い脳トレのアイディアを紹介している。毎朝少しずつでも取り組めば、記憶力向上や脳の老化防止には確かに効きそう。まずはコラムのスピード音読で寝起きの頭を活性化させてみようかな。2017/06/14
スカ
0
脳を鍛える新聞の読み方1読み書き計算をする 2コミュニケーションをする3手指を使って何かをつくるこれからやること朝刊の一面のコラム欄を音読タイム戦早く正確に2011/10/02
Moonlily
0
音速読という読み方でコラムを読むと、かんだりつっかえたり。脳の退化に注意するのみならず、口腔やあごの筋肉も鍛えねばと思う。2020/05/15
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- 和書
- 科学でかなえる世界征服