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動物の命は人間より軽いのか―世界最先端の動物保護思想

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120036538
  • NDC分類 480.79
  • Cコード C0045

出版社内容情報

動物が人間のために犠牲になることは、もはや当たり前のことではない―人間と動物の関係に哲学的考察を加えた衝撃の問題作。

内容説明

動物は、食用からペット、毛皮などの工業製品、実験用に到るまでさまざまに利用され、人間の社会生活に不可欠な存在だが、われわれにその意識があるだろうか。限られた地球を共有する人間と動物の関係に哲学的考察を加えた、動物を真に理解するための最新入門書。

目次

動物への思いやりの第一歩
人間世界のなかの動物たち
救命ボートの中の人間とイヌ―誰が救われ、誰が死ななければならないか?
動物は痛みや苦しみ、不安を感じるか
動物には自意識があるか
動物の権利、動物の福祉
功利主義と動物の利用
オオカミの野生復帰問題―個としての動物と種としての動物
動物園、野生動物テーマパーク、水族館
野生で生きるのはよいことなのか?
食物としての動物
化粧品テストや衣服に動物を利用すべきか
生体解剖は許されるか
未来への鍵―人間中心主義との訣別

著者等紹介

ベコフ,マーク[ベコフ,マーク][Bekoff,Marc]
米コロラド大学生態・進化学部教授(有機体論生物学)。ジェーン・グードル博士が主宰する動物の生存権保護活動「根っこと新芽計画」に参画。現代アメリカで動物の生存権と環境問題をリンクさせて新しい活動を展開している注目の研究者の一人

藤原英司[フジワラエイジ]
慶応義塾大学卒(動物心理学)。国立科学博物館動物学研究部員、常磐大学国際学部教授(地球生物環境論、環境倫理)を経て、環境科学文化研究所所長。エルザ自然保護の会会長。自然保護の啓蒙普及活動により第7回田村賞受賞

辺見栄[ヘンミサカエ]
慶応義塾大学卒。同大学院修士課程修了(アメリカ文学)。環境科学文化研究所調査研究員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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