内容説明
古今東西、子どもたちの傍らにはいつも、おもちゃがあった。おもちゃを手に入れることが困難な状況にあっても、子どもは身の回りにあるものを上手に使って遊んだ。また、親が子どものためにおもちゃを作ることもあった。おもちゃを使って遊ぶことは、心と体の栄養になる。また、おもちゃは優れたコミュニケーションツールでもある。子どもとおもちゃ、子どもと子ども、子どもと大人、大人と大人が、さらに豊かな関係性を結ぶために欠かせない道具ともいえる。本書では、教育や保育といった領域だけでなく、もっと広い視野に立っておもちゃをとらえなおし、その中から100点のおもちゃと遊具をセレクトした。
目次
世界のおもちゃ1~51(BABY;COMPOSE;SOUND;PHYSICAL ほか)
世界のおもちゃ52~100(CRAFT;SCIENCE;ARTIST;UNIVERSAL ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tama
5
図書館本 外国の郷土玩具コレクションかと誤解して。ほぼ、カタログですな。音出すものはやっぱり興味あるわ。メルヘンラトルっていうのが素敵な感じだが、要するに赤ちゃんが振って音出すガチャガチャでしょ。5200円。うーーーむ。こっちはどうかなというのがキンダーハープ、レミソラシの音階で出来てる。白木の木目も美しいこいつが4万2000円。すみませんすみません。貧乏人が貴族様のお住まいに迷い込んだ失礼をお許し下せえ。2020/08/05
蘇芳
3
最近見かけるものがじつは半世紀の歴史があったりとなかなか興味深い一冊。海外はオブジェとしてのデザインも重視している印象。2017/02/09
ぞだぐぁ
1
ほぼ全部に価格(と言っても出版された頃の)が書かれているおもちゃ紹介。主に輸入の知育玩具のカタログと言うような印象。世界中の伝統的なおもちゃの載った民俗学的な本をイメージして読んだので期待とは違ったが、遊んでみたいと思う物もいくつか。2019/08/19