内容説明
失ってはならない心の宝ものは、ここにある。姿を消した幼なじみを追って謎に満ちた冒険が始まる。C・NOVELSファンタジア『西の善き魔女』3、4巻合本。
著者等紹介
荻原規子[オギワラノリコ]
1959年東京生まれ。早稲田大学教育学部国語国文科卒。学生時代から児童文学の創作を始め、「空色勾玉」でデビュー、日本児童文学者協会新人賞を受賞。著書に勾玉三部作となる「薄紅天女」(赤い鳥児童文学賞)「白鳥異伝」、「これは王国のかぎ」(産経児童出版文化賞)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
万葉語り
39
宮廷から荒れ野の竜退治へととんとん拍子に話が進む。女王になるよりも好きな人のそばにいたいフィリエルがいたいけなくてむずがゆくなってしまう。世界を隔てる壁、謎の吟遊詩人バード、地下組織、青い石のネックレスなど不思議なことが次のストーリーの引き金になって、次に進みたくなる。2018-1082018/06/04
そうび
17
「きみのいない世界というのは、謎を解くだけの価値もないんだよ」 《西の善き魔女》の意味がなんとなく分かり始めた。キス、宮廷の園芸家、ハイラグリオン、王立研究所、月夜の逢瀬、暗殺、竜退治。女騎士、バラッド、竜馬、第一王女、ルー坊、無自覚な自殺、世界の果ての壁、吟遊詩人、キスの約束。輝の王女と闇の王子、その壮大な恋と冒険の物語。2015/08/15
タピオカ
14
華やかな宮廷から竜退治へと舞台が広がります。予想を超える展開。フィリエルの行動力、世界の果ての壁、吟遊詩人、、ハラハラ。ルーンがフィリエルを大切に想う気持ちいいなぁ。(今の私は?)あと2冊!2018/09/22
calaf
13
俄然、面白くなってきた!やはり、組織の中のジメジメ/ドロドロした戦いよりも、冒険ものが楽しいですね (笑)2012/05/20
コマツ
10
【図書館】ひぃぃぃぃっルーンが可愛い過ぎてツライっ 今巻もいろいろあったのにいろいろあったのにーーーラストのデレルーンに全て持ってかれた かわかわかわいすぎるルーンっ フィリエルの名前連呼するルーン、萌え過ぎて禿ました フィリエルを探して森の中を彷徨い続けていたルーンを思うとまた涙が… ストーリー面白くて読むのが勿体なくて毎日少しずつ読んでるけど…ここに来て完全にキャラ読みになってしまったトホホ2011/07/18