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真夜中の太陽

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120031724
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

リストラ、続発する医療ミス、崩壊する安全神話…世紀末日本の行き詰まった状況を、ウィットとユーモア溢れる語り口で浮き彫りにした時事エッセイ。

目次

世紀末在庫整理(二〇〇〇年問題;コンクリートの寿命;第四の権力、あるいは二十一世紀最強の武器 ほか)
真夜中の太陽(第三の徴税人;空中の商魂;省力化の帳尻 ほか)
見えすいたトリック(離散家族と日本の責任;幼児に英語を学ばせる愚;器さえ良ければ ほか)

著者等紹介

米原万里[ヨネハラマリ]
1950年、東京都に生まれる。59~64年、チェコスロバキアで過ごし、ソビエト学校で学ぶ。東京外国語大学ロシア語科卒業、東京大学大学院露語露文学専攻修士課程修了。83年頃から同時通訳を始め、ペレストロイカ以降もニュースを中心に、旧ソ連・ロシア関係の報道に従事。90年のエリツィン来日時には随行通訳を務めた。92年、報道の速報性に貢献したとして日本女性放送者懇談会SJ賞を受賞した。95~97年、ロシア語通訳協会会長。95年に『不実な美女か貞淑な醜女か』で読売文学賞、97年に『魔女の1ダース』で講談社エッセイ賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaida6213

16
他書の面白いだけではない、政治/経済/社会に対する意見を語るタイプのエッセイ集。色んな国や企業の通訳をやられている立場からの多面的な見方を下地にしているのでしょうが、なんか批判的/挑発的な物言いが多く、ただ面白いだけでは済まない感じ。そこまで好きではない。2016/01/09

めっちー

1
十年以上前に書かれた本だけど、作者が危惧した以上にひどい世の中になっている。似たようなことを言っていることもあるけれど、彼女の帰国子女ならではの多角的なものの見方や辛口は刺激的。2012/12/22

星落秋風五丈原

0
痛快エッセイ最新刊。リストラ、医療ミス、不当な介護保険、警察の不祥事など現代の日本の行き詰まった状況。相も変わらぬウィット溢れる語り口で今の問題を浮き彫りにしつつ今後のあり方を問いかけている。2005/10/13

T

0
P69 今の政府に税金納めても、ろくな使われ方しないんですから、払わなくていい税金は、絶対払っちゃいけません。それが、国民の義務ってもんです 2021/06/23

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