出版社内容情報
黄河に金軍を迎え撃ち、若き将軍・岳飛は見事初陣を飾った。さらに相次ぐ叛乱を征し、新帝のもと弱兵の宋朝を支えて勇戦するも、強大な金国の侵攻はやまず、朝廷では奸臣の暗躍が!?
内容説明
押し寄せる金軍を迎え撃ち、相次ぐ叛乱を征す。危機迫る宋朝を支えて勇戦する若き将軍。中国史上最高の英雄岳飛、出陣。
著者等紹介
田中芳樹[タナカヨシキ]
1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院博士課程修了。’88年「銀河英雄伝説」で星雲賞長篇部門を受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NAO
62
【月イチテーマ 男祭】不遇の時代は終わり、岳飛が活躍し始める。岳飛のもとには次々と人が集まってくるが、その中には、梁山泊の豪傑を父親に持つ者までいる。世に出た岳飛の東奔西走の忙しさは、もう少し厚みを持たせてくれてもと思わないでもないが、岳飛のきらきらした明るさがなんともいえない。 2021/05/03
さいたまのたぬき
32
銀英伝の田中芳樹さんの描く岳飛の物語の第2巻。不遇の時代を乗り越え世に出た岳飛は義兄弟と東へ西へと大忙し。その中で次々と新たな仲間が加わって・・・講談調で進む物語は一息に読んでいると同じような話が繰り返されてしまう感じもあるが、きっとこれ講談として聞いていたらわくわくしちゃうだろうなというような感じが随所に見られます。この文体になれてしまうとつい先が読みたくなってしまうそんな1冊です。2019/06/26
カワセミ440
2
これはこれで面白いと思うけど・・岳飛が全く違う人格だ!2020/04/23
k-umi(くみ)
2
牛皐が憎めなくてかわいい2014/10/02
スコット@EC
2
岳飛もこき使われてるけど、牛皐も岳飛にこき使われて負け続け(笑)。まあ、そこが魅力なんでしょうけど。2013/06/11