内容説明
自称「俗物小説家」服部真澄、家づくりに暴走す。貯金ナシ定期収入ナシそれでもこんな家が欲しい。
目次
1 博打打ちの末裔
2 品川お化け屋敷
3 福井折伏道中
4 第一次高田馬場会談
5 「陰翳礼讃」
6 木、恐るべし
7 見切り発車の上棟式
8 漆喰という選択
9 梯子で引っ越し
10 風がぬける住まい
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tegege
1
夫の視点で描き、冷静っぽい語り口で多層的に書く構造が面白い。2012/08/03
tom
1
骨董市に行き、古家を買ってしまった。いろいろと失敗もあり、満足もできなかったけれど・・・という話。こういうことをする人がいるのだ、大変ですよねという感想。2011/10/16
siopop
1
本の題名と最初の挿絵だけで、もう気になって、気になって、すぐ読まなくちゃ・・・ そんな落ち着かない気分になりました。 未だ小さかった頃の僕は大工さんが仕事をしているのを唯ボ~っと眺めているのが好きで、 木を削ったり、組み合わせたりして、形が出来上がって行くのを見ているのはとても楽しかったのを覚えています。 そんな僕の子供の頃の記憶を揺り返してくれる、福井県のある古い民家を解体して、東京に運び現代風にアレンジしながら立て直すというお話です。2011/09/15
だーぼう
0
なんかお堅い印象を与えるこの表紙。実はめちゃくちゃ笑える内容の一冊になっていた。ブログに感想を書きました。2011/06/23
hare
0
家つくりってすごい集中力と勢いが必要だと思った。2008/07/20