内容説明
なぜか、いま、イギリスで一番読まれているイギリス旅行記。
目次
カレーからドーヴァーへ
ロンドンへ
タイムズ社社屋の今昔
ウィンザー
ヴァージニア・ウォーターの思い出
ボーンマス
ストーンヘンジ
ドーセット地方
ラルワースからウェイマスへ
エクセターからバーンスタプルへ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiro
1
実を言うと全部は読めなかった。本書は充分に現地の事情を熟知した人こそ味わえるユーモアや皮肉や風刺やパロディーに満ちていて(おそらく)、そうではないただイギリスに興味のあるだけの、まだ疎い外国人が読んでもついて行けないような読み物なのではないか。そして私はついて行けなかった。もし著者と同じようにイギリスに住み旅した人なら、そうそうあるある、と共感する話だろうなあと思うと余計残念で読み進めなかった。謂わば楽屋話なのだ。それにちょっと古い。当地も今はずっと様変わりしているはず。普通の観光客には不向きの探訪記。2021/12/30
Izumi Matsuura
0
翻訳が時々センスが古すぎて脱力する。旅行記よりイギリス人気質分析。ポール・セローのイギリス旅行記とかぶらないようにした結果こうなったのかも? ポートランド公爵という奇人を知ったのが収穫。2012/09/04
timeturner
0
イギリスとイギリス人に対する愛情あふれる揶揄は愉快だが、旅行記としてはいささかデータが古い。2012/04/25