内容説明
セクハラ、ソ連の崩壊、神の存在など雑誌『婦人公論』に寄せられた女性からの難問奇問に博覧強記の唯野教授が示すポスト・モダン的名回答。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
88
唯野教授と雑誌読者のQ&Aの形式をとっていますが、その内容が何処か極端な気がしました。質問内容も何気に酷いものに見えますし。筒井節炸裂なのはいいのですが、フェミニズムをどう見ているかが問われてしまうでしょうね。個人的には何処となく女性蔑視のところが感じられてしまい、だんだん読むのが嫌になりつつ読んだ感があります。2017/03/30
xtc1961ymo
3
中央公論社の女性誌に実際にQ&AのQを募って唯野教授が答えた事になってるフェミニズム論のはずだけどその雑誌が「婦人公論」なゆえか、いまいちドメスティックな人生相談に片寄りがちなのが残念です。これやるなら「マリ・クレール」でなきゃ駄目でしょ!ちょっと期待はずれ。2015/02/18
misui
0
フェミニズムの講義に代えてということなのかな。読んだ端から忘れてしまった。2009/12/17