内容説明
海と空のはざまをゆくさめた酩酊船、バルセロナ。地中海都市の自立のたましいの奥に聴く、まあたらしい思考の音楽。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ともひろかただ
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元週刊ファミ通編集者、風のように永田という人がいて、いまはほぼ日刊イトイ新聞にいる。その人が、おじさんが亡くなったというので、そのおじの持っていた本を古書市で売ったんだけど売り切れなくて、残った本が数100冊からあるってんで「欲しい人がいたらランダムで送ります」という企画をやっていて、それに応募して届いた本。中沢新一の本を読むのは初めてで、後書きを見ると「一風変わった紀行文」ということなんだけど、ちょっと内容がハイブロウすぎて全編に渡って何を言っているのか俺にはよくわからなかった。でもまあ、それも経験だ。2023/11/12