内容説明
画期的な三島由紀夫論をはじめとする最新エッセイ集。
目次
ダンヌンツィオに夢中(ダンヌンツィオに夢中;新しい自己照射の試み―大江健三郎「河馬に噛まれる」;新しい手法への意志―大江健三郎「懐かしい年への手紙」;渋沢文学私観;パロディの自立性と超時代性―小林信彦「ぼくたちの好きな戦争」 ほか)
誰がパンを焼くのか(誰がパンを焼くのか;恰好と内容;文房具;イギリスの王室;個性化;舟釣り ほか)
カナリヤが殺されるまで(西尾美栄子讃;賑にぎしくお越しください;稽古場日記;「スタア」が上演されると聞くと ほか)
すべては仕事すべては遊び(もしもSFがなかったら;小説家が小説を読むということ;すべては仕事すべては遊び;私のペン・ブレイク;作家の朗読について ほか)