ダンヌンツィオに夢中

ダンヌンツィオに夢中

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784120018282
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

画期的な三島由紀夫論をはじめとする最新エッセイ集。

目次

ダンヌンツィオに夢中(ダンヌンツィオに夢中;新しい自己照射の試み―大江健三郎「河馬に噛まれる」;新しい手法への意志―大江健三郎「懐かしい年への手紙」;渋沢文学私観;パロディの自立性と超時代性―小林信彦「ぼくたちの好きな戦争」 ほか)
誰がパンを焼くのか(誰がパンを焼くのか;恰好と内容;文房具;イギリスの王室;個性化;舟釣り ほか)
カナリヤが殺されるまで(西尾美栄子讃;賑にぎしくお越しください;稽古場日記;「スタア」が上演されると聞くと ほか)
すべては仕事すべては遊び(もしもSFがなかったら;小説家が小説を読むということ;すべては仕事すべては遊び;私のペン・ブレイク;作家の朗読について ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

渡邊利道

1
文芸批評のパロディで、批評的なドライヴ感だけを抽出したような表題作ほか、全体に文芸批評よりのエッセイ集。当時の筒井康隆の文学観や創作意図などがかなり率直に書かれていて面白い。しかしリアルタイムで読んでいたものばかりで、小説以上に内容を隅々まで覚えていてほとんど驚くことがないのに驚いた。2017/12/05

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