出版社内容情報
ヒトはなぜモフモフしたものを可愛いと感じるのか? 血のつながりと自爆テロとの関連は?――長年、様々な野生動物の行動と習性を研究してきた著者が、SNS上で「ヒトという動物」についての疑問を聞いたところ、硬軟とりまぜて質問が殺到。本書では、その中から厳選した13の問いに対して、動物行動学の知見をもとに鮮やかに回答する。ホモサピエンスに特異的な行動の数々から、人間の本性を解き明かす。
内容説明
ヒトはなぜモフモフしたものを可愛いと感じるのか?血のつながりと自爆テロとの関連は?―長年、様々な野生動物の行動と習性を研究してきた著者が、SNS上で「ヒトという動物」についての疑問を聞いたところ、硬軟とりまぜて質問が殺到。本書では、その中から厳選した13の問いに対して、動物行動学の知見をもとに鮮やかに回答する。ホモサピエンスに特異的な行動の数々から、人間の本性を解き明かす。
目次
1 親しい友人と会った時、とび跳ねたりするのはなぜか?
2 ヒトはなぜ「怖いもの」を見たがるのか?
3 子どもがやる「地団駄を踏む」動作は本能か?
4 「血のつながり」の正体とは?そして「自爆テロ」との関連は?
5 「思い込み」はなぜ起こるのか?
6 ヒトは現在も進化しているのか?
7 寄生虫はどのようにして人間を操るか。そして遺伝子とは?
8 ヒトにとって「音楽」とは何なのか?
9 赤ん坊の黄昏泣きはなぜ起きるのか?
10 他人の口調やしぐさがうつってしまうのはなぜか?
11 なぜヒトは「いじめ」を行うのか?それをなくす方法は?
12 モフモフはなぜ可愛いのか?
13 赤ん坊に声をかけるとき声が高くなるのはなぜか?
著者等紹介
小林朋道[コバヤシトモミチ]
1958(昭和33)年岡山県生まれ。公立鳥取環境大学副学長・環境学部環境学科教授。同ヤギ部顧問。岡山大学卒、理学博士(京都大学)。ヒトを含むさまざまな動物について、動物行動学の視点で研究してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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