出版社内容情報
まさかの脳動脈瘤判明、大学病院で働けなくなった著者に残された道は「開業医」だった。貯金少なめ、経営知識ゼロでどうする? 飛び込むとそこは開業医だけが知る医療のワンダーランド。患者の取り合い、突如やってくる緊急事態、クレーマーとの直接対決、年会費42万円もする医師会加入。「よう、儲かってる?」なんて聞かないで――。医師の実力とは、と問い続けながら日々奮闘する舞台裏を、ユーモアを交えて明かす。
内容説明
まさかの脳動脈瘤発症、大学病院で働けなくなった著者に残された道は「開業医」だった。貯金少なめ、経営知識ゼロでどうする?飛び込むとそこは開業医だけが知る医療のワンダーランド。患者の取り合い、鼻血から小児難病まで、クレーマー、高額な医師会費、コロナで収入激減。「よう、儲かってる?」なんて聞かないで―。医師の実力とは、と問い続けながら日々奮闘する舞台裏を、ユーモアを交えて明かす。
目次
40歳、大学病院を去ることに
「残念ですが、ポストが空いていません」
貯金200万で開業できる?
「ここに建てよう」妻が指差したのは
30人の教授に決意の手紙
開業医になって驚いた
「この子、死ぬんじゃないか?」救急車に同乗
医局員と院長、どっちが楽しい?
医師会は「弱小圧力団体」?
クリニック名はどうすべきか
小児科と耳鼻科の微妙な関係
大学病院でやり残したこと
頼まれ仕事はするもんじゃない
やってきました、クレーマー
クリニックの選び方、教えます
「よう、儲かってる?」
小児医療はなかなか難しい
自由な時間をどう使うか
医師としての実力
著者等紹介
松永正訓[マツナガタダシ]
1961(昭和36)年東京都生まれ。千葉大学医学部卒業、小児外科医に。同大附属病院で小児がんの治療・研究に携わる。2006年、「松永クリニック小児科・小児外科」開業。著書に『運命の子 トリソミー』(第20回小学館ノンフィクション大賞)『発達障害に生まれて』等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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