新潮新書<br> 患者が知らない開業医の本音

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新潮新書
患者が知らない開業医の本音

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106109829
  • NDC分類 498.16
  • Cコード C0247

出版社内容情報

まさかの脳動脈瘤判明、大学病院で働けなくなった著者に残された道は「開業医」だった。貯金少なめ、経営知識ゼロでどうする? 飛び込むとそこは開業医だけが知る医療のワンダーランド。患者の取り合い、突如やってくる緊急事態、クレーマーとの直接対決、年会費42万円もする医師会加入。「よう、儲かってる?」なんて聞かないで――。医師の実力とは、と問い続けながら日々奮闘する舞台裏を、ユーモアを交えて明かす。

内容説明

まさかの脳動脈瘤発症、大学病院で働けなくなった著者に残された道は「開業医」だった。貯金少なめ、経営知識ゼロでどうする?飛び込むとそこは開業医だけが知る医療のワンダーランド。患者の取り合い、鼻血から小児難病まで、クレーマー、高額な医師会費、コロナで収入激減。「よう、儲かってる?」なんて聞かないで―。医師の実力とは、と問い続けながら日々奮闘する舞台裏を、ユーモアを交えて明かす。

目次

40歳、大学病院を去ることに
「残念ですが、ポストが空いていません」
貯金200万で開業できる?
「ここに建てよう」妻が指差したのは
30人の教授に決意の手紙
開業医になって驚いた
「この子、死ぬんじゃないか?」救急車に同乗
医局員と院長、どっちが楽しい?
医師会は「弱小圧力団体」?
クリニック名はどうすべきか
小児科と耳鼻科の微妙な関係
大学病院でやり残したこと
頼まれ仕事はするもんじゃない
やってきました、クレーマー
クリニックの選び方、教えます
「よう、儲かってる?」
小児医療はなかなか難しい
自由な時間をどう使うか
医師としての実力

著者等紹介

松永正訓[マツナガタダシ]
1961(昭和36)年東京都生まれ。千葉大学医学部卒業、小児外科医に。同大附属病院で小児がんの治療・研究に携わる。2006年、「松永クリニック小児科・小児外科」開業。著書に『運命の子 トリソミー』(第20回小学館ノンフィクション大賞)『発達障害に生まれて』等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

読特

49
年収は勤務医の2~3倍。医者によっては7千万超。自分の時間もたくさんあり、趣味も堪能。お酒も飲める。一方でリース料と借入金の月々の返済は大きな額。看護師、事務員に対する雇用責任も持つ。診療が止まればを犠牲を負うのは自分だけではない。コロナ禍でたたんだ医院も少なくない。よかれあしかれ、開業医は自由度が高い。人生をどう充実させるかは自分次第。クリニックは思ってる以上に個性がある。受診者にとっても病院選びは大切。ホームページをよく見よう。ネットの書き込みよりリアルな口コミ。洗練された患者の目線が医療を育む。2023/11/25

ノンケ女医長

26
新書に期待する内容には、医療者と非医療者で大きな開きがあると思った。どうして著者が、勤務医から開業医に転向されたのか。その前後で経験された無数の苦労に、どう向き合い続けられたのか、とても丁寧に書かれている。非医療者は、内容にきっと満足されると思う。でも私は医療者で、診療科は違えど医師なので、作品を読み終わり、どうしても、いろいろなことを控えめに表現せざるを得なかったに違いないと感じた。文章は読みやすく、好感度溢れる筆致なので、続編として「勤務医が知らない開業医の本音」を書いて欲しい。2023/09/29

Cinejazz

24
千葉大学小児外科に19年間籍を置いた著者が、脳動脈瘤を発症し、やむなく勤務医を諦め「開業医」の道を選択することに。 本書は、少ない預貯金と経営知識ゼロの状態から、如何にして開業に漕ぎ着け、クレマ-患者との対応、地元医師会との関係、小児医療の難しさ、誠意ある医師としての在り方など、診療の舞台裏をユーモアを交えながら綴られた“赤ひげ開業医”の奮闘記。 〝旅先で「お医者様はいませんでしょうか?」と声をかけられたら、迷わず手をあげる...医者という仕事としてではなく、人という医者でありたい〟と。2023/06/12

おいしゃん

23
職場と家に加え、第3の精神的な居場所が必要で、それを執筆活動に求めた著者の生き方には大いに共感した。大学病院時代に華々しい活躍をしていた著者だが、やむ無く開業医に転身した後、空いた時間で人生を豊かにしつつ、開業医なりの独自のスタンスで研究を続ける姿はすごいのひと言。2023/02/06

tom

21
お医者にもいろいろということは、誰もが経験値で知っている。まっとうなお医者はこういうものだと語るのがこの本。医業への使命感があり、(自分のような)医者であってほしいという理念もあって、この本を書いたのだと思う。でも、この本を読んで、ヘラヘラ笑うお医者もあちらこちらに点在してそう。そういうお医者は、この本を読むこともないし、読んだところで自分には関係ないと笑うだけだろうけど。良いお医者に出会えたら幸せ。一人だけ知っているけど、彼女は皮膚科なのだ。彼女が内科医で「かかりつけ医」だったらとかみさんと話している。2023/09/22

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