新潮新書<br> 素顔の西郷隆盛

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新潮新書
素顔の西郷隆盛

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106107603
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0221

出版社内容情報

情熱、挫折、策動、失意―維新最大のヒーロー「大西郷」、その波瀾万丈の生涯をわし?み!人間像と維新史を、わし?み! 今から百五十年前、この国のかたちを一変させた「大西郷」とは、いったい何者だったのか? 後代の神格化を離れて史実をひもとき、意外な素顔と波乱の生涯を活写する。

磯田 道史[イソダ ミチフミ]
著・文・その他

内容説明

今から百五十年前、この国のかたちを一変させた西郷隆盛とは、いったい何者か。薩摩での生い立ちから、悩み多き青春と心中未遂、流謫の南島から幕末の渦中へと舞い戻り、策謀と戦闘の果てに倒幕を成し遂げ、ついには賊軍として西南戦争で自決するまで―後代の神格化と英雄視を離れて、「大西郷」の意外な素顔を活写、その人間像と維新史を浮き彫りにする。

目次

第1部 青春と挫折(伝説の先祖・無敵齋;待望の「サラブレッド」誕生;ややこしいやつ ほか)
第2部 復活と策動(蘇生後の緩慢な自殺;革命思想を育んだ島暮らし;桜田門外の変、長州と薩摩の熱気 ほか)
第3部 失意と天命(明治新政府のスタート;位階も賞典禄の返上したい;妻子との束の間の家庭生活 ほか)

著者等紹介

磯田道史[イソダミチフミ]
1970(昭和45)年岡山市生まれ。歴史家。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。国際日本文化研究センター准教授。『武士の家計簿』(新潮ドキュメント賞受賞)、『天災から日本史を読みなおす』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)、など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

220
素顔の西郷どんは、「現代風に言えばかなり面倒くさい男」だった。包容力なし、必要以上に人とぶつかり、郷土の知人も後日談で「西郷には困らせられた」との証言多数。しかし、「憎めない奴」というのが必ずついてくる。やはり「大人物」には違いなく、魅力は満点だ。西郷は「餅のような人」も絶妙な譬え。「一緒にいるとやがて(相手と)餅みたいに共感で膨れ上がり、一体化してしまう」。結果、愛犬の気持ちになって、座敷に上げて一緒にウナギを食べたり、西南戦争へと突き進んでしまうのだ。2020/04/11

むーちゃん

128
西郷隆盛を知るには最適な本。 目的(自分の信じた道)のためには手段を選ばない部分もあるが信じた人物は裏切らない、弱者への心使い、清廉潔白なところが支持される所以なのでしょう。 正に英雄かなと。 2019/11/03

えちぜんや よーた

101
まずYouTubeにアクセスしてください。検索ボックスに"5分でわかる西郷どん"と入力してリターンキーを押してみよう。すると各回の「西郷どん」を高速で視聴することができる。だがこちらの本を読むと高速ではなく「超高速」で「西郷どん」が分かる作りになっている。ナレーションは西田敏行さんではなく、時代考証担当の磯田道史先生だ。動画(テレビ)は確かに分かりやすいが、情報量が大量なので5分もしくは45分を47回も付き合わないといけない。本はテキストしかないので2時間で西郷隆盛の人となりを知ることができる。便利な本。2018/09/27

もりやまたけよし

90
西郷隆盛の実像に絞って明治維新を書き上げた力作でした。これまでモヤモヤとしていた明治維新ですが、この本でとてもスッキリした気分です。歴史は物語として読むのも良いですが、史実を直視する方がいいですね。2018/05/07

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

89
大河ドラマ効果でまだまだ盛んな西郷隆盛本だが、ある意味真打ち登場。大河の時代考証担当の磯田道史が書いた西郷伝である。さすが磯田道史だと思うのは、平易な言葉のみで書かれており、読み始めるとズルズルと読み続けてしまう。たまにちょっと飛ばしてるなと思わぬ点がなきにしもあらずだが、西郷隆盛というカリスマの魂や世界がよくわかる。時代背景や当時の人の認識や思想をきちんと踏まえながら進める為、事情がよく見えるのだ。そして何より面白いのが素晴らしい。小説の如く面白い。もう1つの大河原作と言って良いだろう。お薦めである。2018/04/02

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