新潮新書<br> 医者と患者のコミュニケーション論

個数:
電子版価格
¥660
  • 電書あり

新潮新書
医者と患者のコミュニケーション論

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月17日 05時24分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 217p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106106385
  • NDC分類 490.14
  • Cコード C0247

出版社内容情報

医者と患者はなぜわかりあえないのか。臨床医による深遠かつリアルなコミュニケーション論。画面を見るな。患者を見よ。なぜこじれるのか。なぜわかりあえないのか。綺麗事や建前は一切排除。臨床医が現場で考え抜いて書いたリアルかつ深遠なるコミュニケーション論。

里見 清一[サトミ セイイチ]
著・文・その他

内容説明

病院にはストレスがたまっている。医者が患者に病名や余命を告知して、治療方針を相談しながら決めるようになった。それで関係が良好になるどころか、相互不信は増す一方なのだ。なぜか。どこでこじれるのか。どうすればいいのか。この問題を臨床医として考え抜いた著者の思考は、「わかりあう」ということの本質へと到達する。綺麗事や建前を排した、徹底的にリアルかつ深遠なるコミュニケーション論。

目次

「面倒」こそがコミュニケーションの本質
医者を取り巻く相互不信の時代
共感を示す「型」の修得
まずは水増し、見た目、ハッタリ
患者と「仲良くなる」方法
贈り物は受け取らねばならない
医療のマキャベリズム
うまくいっている時に注意
引っ込みがつかない時
ヤブヘビについて
「本当のこと」は取扱注意である
暴言を防ぐシステム
頭に血が上った時
「安心」させる方法
「何もできなくなった」とき

著者等紹介

里見清一[サトミセイイチ]
1961(昭和36)年鳥取県生まれ。日本赤十字社医療センター化学療法科部長。86年東京大学医学部卒業。国立がんセンター中央病院内科などを経て現職。日本臨床腫瘍学会協議員・日本肺癌学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

活字の旅遊人

23
これは参考になります。医師患者関係以外にも応用できると思いますが、そういうニーズで読む人はいないかな。。。

calaf

11
研修医に向けた解説...という形をとった、一般の人向けの解説?そのあたりは良くわからないのですが、「新潮45」という雑誌に掲載された連載エッセイをまとめたもののようです。コミュニケーション...もちろん医療現場では重要でしょうけど、一般の生活の中でも重宝する技術という気がする...2017/10/08

てくてく

6
研修医に向けた話しという設定で書かれているので、研修医ではない者にとってはいらっと思われる個所もないわけではない。ただし、数年内に複数の身内を癌で見送り、その際の医師や看護師の対応の個人差を目の当たりにしたこともあり、患者が何を求めているのか、多少の演技も含めて対応せよ、という点は納得するものがあった。2016/03/11

coldsurgeon

6
著者の医療論は面白い。今回は、医者と患者のコミュニケーションの取り方。模範例というわけではないが、人間の本質を理解しないとスキルは持ちだせない。その本質は、マキアヴェッリが君主論で述べた「人の性善説」の怪しさともいうべき「患者とその家族は恩知らず」という考え方だ。真実は取り扱いに注意を要し、そして十分なインフォームドコンセントは不安を増長するものになりかねない。そして「検診の目的は早期発見・早期治療などではない。医者の口から大丈夫と言ってもらって、安心すること」には納得した。2015/11/10

FUU

3
最近医師の著作を読むにつけ喩えとして引用される作品を見て、里見先生も読書家やなぁと思う。日々超多忙でいらっしゃるだろうにいつ読書されてるのかしら?とそっちの方が気になる。コミュニケーションって忖度斟酌が結実したもので、人間というものをどう捉えるか?てのが重要になってくると思う。ろくでもないものとして捉えておく方が第一歩としては間違いないよな。君主論もいつか読んでみよ2017/04/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9884276
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。