出版社内容情報
本社よ、覚醒せよ――。現場発のビジネスモデル。
日本経済の「夜明け前」、本社よ、覚醒せよ――。数字だけの経営分析、メディアの報じる「製造業悲観論」を真に受けてはならない。敗北主義でも楽観主義でもない、あらゆる産業の実証研究から見えてくる底力とは。
内容説明
本社よ覚醒せよ―敗北主義でも楽観主義でもない、現場主義の目で見れば、日本経済の本当の力が見えてくる。数字だけの経営分析、根拠のない「製造業悲観論」を真に受けてはならない。「現場」は常に忍耐強く、沈黙の臓器のように能力向上を続けているのだ。熾烈なグローバル競争の中で、「何をやりたいか」より「何なら勝てるか」を考え抜く、現場発の日本産業論。
目次
第1講 「現場」は死なず―金融危機と優良現場(ものづくりの実証経営学;「市場立地」と「比較優位立地」;現場からビジネスモデルを提案 ほか)
第2講 本社よ覚醒せよ―自滅の道を回避できるか(組織全体がうつ状態;大野耐一と武藤山治の凄み;中小企業=弱者ではない ほか)
第3講 ぶれない枠組を持つ―製造業悲観論を超えて(東大MMRCの現在;海外での「リーン生産方式」導入熱;縮小する新興国との賃金差 ほか)
著者等紹介
藤本隆宏[フジモトタカヒロ]
1955(昭和30)年東京都生まれ。東京大学経済学部卒。三菱総合研究所を経てハーバード大学ビジネススクール博士課程修了。東京大学大学院経済学研究科教授、東大ものづくり経営研究センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たー
壱萬弐仟縁
calaf
Kent Kaseda
koji