新潮新書<br> テレビ局削減論

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新潮新書
テレビ局削減論

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  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106104497
  • NDC分類 699.21
  • Cコード C0255

出版社内容情報

時間を水増しした特番、タレントが空騒ぎするバラエティ、増殖を続ける通販番組……視聴者離れに歯止めはかからず、広告費も減少の一途。メディアの帝王は瀕死の状態である。視る側も作る側も不幸なこの構造を変えるには、もはや民放ネット局の削減しかない。ビジネスモデルとしてのテレビを俯瞰して辿りついた結論は「民放3NHK1の4大ネットワーク」への大転換である。元民放キー局役員が放つ渾身のメディア論。

内容説明

時間を水増しした特番、タレントが空騒ぎするバラエティ、増殖を続ける通販番組…視聴者離れに歯止めはかからず、広告費も減少の一途。メディアの帝王は瀕死の状態である。視る側も作る側も不幸なこの構造を変えるには、もはや民放ネット局の削減しかない。ビジネスモデルとしてのテレビを俯瞰して辿りついた結論は「民放3NHK1の4大ネットワーク」への大転換である。元テレビ局役員が放つ渾身のメディア論。

目次

序章 テレビ局をなくせ
第1章 どん底経営に喘ぐテレビ局
第2章 親分の新聞社も危ない
第3章 欧米はすでに死屍累々
第4章 いつまで「つまんない番組」は続くのか
第5章 BSもワンセグも救世主になれない
第6章 権力とテレビとネットの新三角関係
第7章 テレビの「公正」とは何か
第8章 テレビ50年体制の崩壊
終章 再生のための「削減」プラン

著者等紹介

石光勝[イシミツマサル]
1934(昭和9)年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。メディア・コンサルタント。文化放送を経て、東京12チャンネル(現テレビ東京)に入社。常務取締役から、設立に携わった系列の通販会社プロントの社長となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

88
逆に今まで1局も減らずに新規参入もなくここまでこられたことに如何に得なのかがよく分かる。2013/10/22

金吾

26
テレビは野球とニュース、ドキュメントくらいしか見ませんので然程必要とは思っていません。NHKをはじめとして既得権益にあぐらをかいていますので、地位が凋落するのは当たり前と思います。局を削減しても同じと感じます。2023/12/09

雨巫女。@新潮部

12
《私‐図書館》確かに、ちょっとテレビ局は、多いかあ。2012/03/14

HANA

12
元テレビ局員のテレビ批評。やはり元業界の人も最近のTVは面白くないと感じているらしい。テレビ局を減らして少数精鋭で行くべきだとの作者の主張であるが、言わせて貰えばテレビというコンテンツ自体に魅力がなくなっているので多少面白い番組を作ったところで焼け石に水ではないだろうか。あとテレビと権力の関係についても語っているが、前の衆院選の全局揃っての民主党びいきを見たあとでは何をいっても白々しく感じられる。それにしても最近本当にテレビを見なくなったなあ。見ながらネットや読書をしなくなったので余計に付ける時間が減って2011/12/24

スプリント

10
なぜテレビ局を削減する必要があるか、ということよりもテレビというメディアが凋落した原因が彼らの自業自得にあるということが印象に残りました。2015/09/19

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